2021年6月16日の記事一覧

《ブラジル》半量のワクチンでも有効か=ヴィアナ市で実験接種始まる

 ブラジル南東部のエスピリトサント州ヴィアナ市で13日、ボランティアによるオックスフォードワクチンの実験的接種が始まったと13日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。

続きを読む »

《ブラジル》大統領がインド首相にクロロキンで電話=ワクチンとは対照的な迅速対応=CPIで深まった女隊長の疑惑

 すでに「効用がない」との研究結果が出た後も、外務省がインドの企業3社にクロロキンを求めていたことや、連邦政府がファイザー製薬のワクチンの返事に2カ月かかっていたところが、クロロキンだと15分で返答を行っていたことなどが明らかになった。さらに、上院のコロナ禍の議会調査委員会(CPI)では15日、アマゾナス州の元保健局長が、「保健 ...

続きを読む »

《ブラジル》コロナ孤児が約7万人発生=政府が支援策検討=緊急支援金は3カ月延長

 連邦政府が生活扶助(ボルサ・ファミリア)の見直しに合わせ、コロナ禍で家計の責任者である親を失った子供達への特別支援を考えていると15日付エスタード紙などが報じた。  15日現在で、コロナ感染症による死者は49万人に達し、あと1週間程度で50万人を超えると見られる。その中で家長を失った家庭への支援も見過ごしにできない。特に深刻な ...

続きを読む »

《ブラジル》DEMがマイア前下院議長を党追放=PSDに移籍、ルーラ支持へ

 民主党(DEM)党本部は14日、ロドリゴ・マイア前下院議長を党追放すると発表した。これに伴い、マイア氏がかねてから有力視されていた社会民主党(PSD)に移籍することが決定的となっている。15日付現地サイトが報じている。

続きを読む »

《ブラジル》アラゴアス州で10カ月男児が行方不明=がけ崩れで小川に転落

 アラゴアス州で15日朝、がけ崩れ(地滑り)が起き、生後10カ月の男児が行方不明になっている。15日付現地サイトが報じている。  がけ崩れが起こったのはアラゴアス州の州都マセイオーのグロタ・サンタエレナ区で、15日午前6時頃、民家の裏手のがけが地滑りを起こして崩れた。  がけをなだれ落ちた土砂は民家を直撃した上、家の中にいたクリ ...

続きを読む »

《ブラジル》過去91年で最悪の水危機=来年は電気料金5%値上がりか

 国家電力庁(Aneel)が15日、過去91年間で最悪の水危機のため、来年は電気料金が最低で5%値上がりするとの見解を表明したと同日付現地サイトが報じた。

続きを読む »

東西南北

 サンパウロ州政府が13日に「16日から50代のコロナワクチン接種開始」と発表したが、接種の最終的な責任者である市の対応は、地域毎に若干異なる。サンパウロ市では14日から50代を対象とした接種をはじめたが、「50代ならどの日でも接種できる」というものではなく、年齢別に日が決められている。14日からは58、59歳、16日は56〜5 ...

続きを読む »

特別寄稿=日中戦争とブラジル移民=亡き父の移住の夢果たす=聖州アチバイア在住 中沢宏一

 北海道稚内の弟から親父敬助が昭和12 (1937)年、二度目の召集を受け、気仙沼駅での出征記念写真が送られてきました。  私が初めて見る写真で、甲種合格と胸を張っていた父の軍服での勇姿は堂々としているが、いつも明るかった母かねよの顔は厳しく悲痛な表情で、その時の立場を物語っている。  それは長女12歳から娘4人、男子1人の子供 ...

続きを読む »

こどものその=すき焼き350食販売で大盛況=力合わせてコロナ禍乗り切る

右から小田会長と妻のLourdinhaさん

 「前回の『パエリア祭り』に続き、今回も多くの人から連絡をいただき販売することができました。こうやって忙しくできるのも皆さんのおかげ」―社会福祉法人『こどものその』の小田セルジオ会長(63歳・三世)はそう汗を拭いながら笑顔で語った。  6月6日に本年二回目の持ち帰りイベント「SUKIYAKI A MODA DO CHEF」が静岡 ...

続きを読む »

JICA横浜=世界最大の日系社会の実像=細川人文研理事が連続講演会

JICA連続講演イベント告知画像

 JICA横浜海外移住資料館は日本時間の7月17日(土)の10時から11時にかけて、全3回の連続講演「世界最大の日系人コミュニティの実像~440ヵ所のリアルボイス~」の第1回目「実態とその存在感」を行う。講師は細川多美子サンパウロ人文科学研究所理事。  同連続講演は、人文研が今年1月に発表した『多文化社会ブラジルにおける日系社会 ...

続きを読む »