ブラジル南東部のミナス・ジェライス州ポッソス・デ・カルダス市で21日、市内にある銀行を狙ったと見られるトンネルが見つかり、翌朝、トンネルを掘るのに使われていた建物が隔離されたと21、22日付G1サイトなどが報じた。
続きを読む »2021年6月23日の記事一覧
《ブラジル》コロナ禍CPI「集団免疫モデルはスウェーデン」影の委員会のテラ氏が証言=重症体験経てもクロロキン執着
上院のコロナ禍議会調査委員会(CPI)は22日、元市民相のオズマール・テラ下議(民主運動・MDB)を召喚し、証人喚問を行った。「影の委員会」の中心人物とされるテラ氏は今回の証言で、集団免疫とクロロキンの有効性を説いたが、委員らに反論され、皮肉られる光景が見られた。22日付現地紙サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》保健相「初回接種を9月に完了」22日にはヤンセン社製到着
新型コロナによる死者が50万人を超え、ワクチン接種の加速を求める声が一段と高まる中、ケイロガ保健相が予防接種計画を見直し、18歳以上の人は9月までに初回接種を終え、年末には2度の接種も完了と21日に約束したと22日付現地紙、サイトが報じた。 予防接種計画の前倒しはサンパウロ州やリオ・グランデ・ド・スル州、リオ市なども発表済み ...
続きを読む »《ブラジル》マスクとって女性レポーターに「黙れ!」=大統領が批判報道にカッとなり理性失う
ボルソナロ大統領は21日、サンパウロ州で女性のテレビ・レポーターに対してマスクをとって「黙れ!」「これで満足か」などと暴言を吐き、女性蔑視ならびにジャーナリストへの恫喝行為として批判を浴びた。22日付現地紙が報じている。 問題の行為は21日、サンパウロ州グアランチゲター市でのイベント後に行われた記者会見で飛び出した。 大統 ...
続きを読む »《サンパウロ市》22日にワクチン接種中断=UBSで在庫切れ続出
サンパウロ市は22日、この日に予定していたコロナワクチンの接種を中止した。同市では前週末からからワクチンの在庫切れを起こす接種会場が続出していた。22日付現地紙、サイトが報じている。 中止に至った背景には、21日午後6時の段階で、市内324カ所のUBSでワクチン切れが起こったことにある。21日は、「対象接種者の70%が接種を ...
続きを読む »《ブラジル》インフレ圧力あるも経済回復=中銀通貨政策委員会の議事録で
中銀の通貨政策委員会(Copom)が22日、16日の委員会で経済基本金利(Selic)を0・75%ポイント引き上げた際、経済が予想以上に回復している事を認めたなどと記した議事録を公表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
続きを読む »東西南北
21日から、ブラジルは暦の上で冬に入った。ただでさえ水不足の懸念がささやかれている最中、一年で最も雨が期待できない季節に入るわけだ。今出ている予測だと、今年の冬の降水量は過去の平均を下回る見込みだというから、なお苦しい。さらに、今年の冬は「乾燥している上に寒くなる」と報じられており、南東部では最高気温が冬の平均である22度を超 ...
続きを読む »【日本移民の日2021年】《記者コラム》すべては「ふりだし」に戻るのか=8年に及んだ「社会闘争」に終止符?
全世界的に注目された2013年6月のサッカー・コンフェデレーション杯での民衆の抗議運動から8年。あの当時から国民は既存の政権に代わる「新しい政治」を求め、それは選挙によって手に入ったように見えた。だが、結局それは「幻想」にすぎなかったことが自覚されつつあり、「コンフェデ杯以前」の世の中に向けて戻る兆候を見せはじめている。この「 ...
続きを読む »〝永遠のデプタード〟下本八郎氏=コロナ入院後に85歳で逝去
6期24年間もサンパウロ州議会議員を務めた下本八郎氏が21日午後10時、シリオ・リバネス病院で死去した。行年85歳。新型コロナウイルスにかかり5月17日に入院。コロナは一週間ほどで治ったが、持病の糖尿病が悪化、年齢もあって回復せず、あえなく亡くなった。政治家を辞めた後も「sempre deputado」(永遠のデプタード)と敬 ...
続きを読む »「味噌屋」ブラジル上陸=世界展開するラーメン専門店
「お客様全員が『幸せ』になるような接客と、美味しい味噌ラーメンを提供したい。その思いを胸に精一杯真心を込めて営業します」――「味噌屋(MISOYA)」ブラジル支店代表取締役の井川マルシオ幸二さん(三世・41歳)は、そう意気込みを語る。 サンパウロ市屈指のビジネス街パウリスタ大通りにほど近い、レストランやバーが多く集まる繁華街 ...
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