「僕は世界人です。世界中どこでも自分のホームです」――東京オリンピックの新競技サーフィンに日本代表で出場する五十嵐カノア(23歳)さんは本紙取材にそう語り、「サーフィンを通じて世界に様々なメッセージを送りたい」との熱い思いを寄せた。カノアさんは米国カリフォルニア州で生まれ育った。「子供をサーファー」にひいては「世界に通用する人 ...
続きを読む »2021年6月23日の記事一覧
下本八郎氏への哀悼コメント=ブラジルや日系社会に多面な貢献
□野村アウレリオ聖市議 「下本八郎氏は日系代議士の草分けでした。健康・教育・農業に焦点を当てた彼の政治活動への手腕は素晴らしく、この分野から州と国の経済活性化のために多くの功績を残してきました。 経済活性化のほか日伯間関係においても重要な役割を果たされ、2014年には春の叙勲で旭日中綬章を授章され、15年にはサンパウロ市議会 ...
続きを読む »移民の日記念バーチャル着物展=サンパウロ州政庁と移民史料館が共催
サンパウロ州政庁(バンデイランテス宮)の美術館とブラジル日本移民史料館(山下リジア運営委員長)が「日本移民の日」を記念して、18日からバーチャル展示「着物:視覚的な日本史」を開始した。 日本で作られて移民がブラジルに持ってきた伝統的な着物を含む約40枚が紹介されている。細部が拡大できる着物写真のほか、動画が埋め込まれており、 ...
続きを読む »【日本移民の日2021年】《記者コラム》環境問題で岐路に立つブラジル=政権の監視緩和に厳しい声
6月18日はブラジル日本移民の日だが、国際的には5日の「国際環境デー」の方が知名度が高い。日本でも6月を環境月間としているが、ブラジルでは環境月間という見方はないようだ。この環境問題は、ボルソナロ大統領の言動が世界とのズレを生じていることで、注目を浴びている部分でもある。その流れを振り返りたい。 制裁逃れにその場限りの約束を発 ...
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