最高裁は10日、この日に上院のコロナ禍に関する議会調査委員会(CPI)に召喚されていたアマゾナス州のウイルソン・リマ知事に対する人身保護令を認めた。これを受け、同知事がCPIへの出頭を拒否したため、同氏の証人喚問はならなかった。だが、CPIはこの日、エドゥアルド・パズエロ前保健相やエルネスト・アラウージョ前外相ら17人に関する ...
続きを読む »6月 2021の記事一覧
《サンパウロ州》ブタンバックに治験開始許可=外出規制維持と接種前倒し発表=感染者や入院患者増加を受け
ブラジル全体では48万人のコロナ死者数を記録し、今月中には50万人に達すると予想されている。感染者や入院患者が全国的に増加傾向にある中、ボルソナロ大統領は10日「ワクチン接種をした者、コロナ治癒者はマスクしなくてもいい」と発言して波紋を呼んでいる。 一方、サンパウロ州政府は9日、外出規制の現状維持と予防接種計画の15日間前倒 ...
続きを読む »《ブラジル》投票印刷法案が下院本格審議へ=電子投票方式の旧式化を補足
選挙の投票方式を現行の電子投票だけから、電子投票した結果を紙に印刷(ヴォット・インプレッソ)する機能を付け加え、投票不正疑惑があった場合に紙で再集計する方式に切り替える法案を討議するため、下院が全体審議を行うことが決まりそうだと9、10日付現地紙、サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》最高裁=サンパウロ州に軍警の行為の賠償責任=デモ取材中の記者失命事件で
最高裁が10日、デモ取材中にゴム弾を浴びて失命したカメラマンのアレックス・シルヴェイラ氏への賠償責任はサンパウロ州政府にあるとの判断を下したと同日付現地サイトが報じた。 シルヴェイラ氏は、2000年にサンパウロ市中央部で起きたデモを取材していた際、軍警が撃ったゴム弾を受けて失命した。この日は、デモ参加者と軍警との抗争が起き、 ...
続きを読む »《ブラジル》ケイロス・ガルヴォンが7年ぶりに大型事業落札=LJ作戦以降で初めて
ラヴァ・ジャット作戦で捜査対象になった主要企業のひとつ、ケイロス・ガルヴォンがボルソナロ政権における大型の入札事業で落札し、話題を呼んでいる。9、10日付現地紙、サイトが報じている。 ケイロス・ガルヴォンが国の事業で落札したのは、LJの捜査がはじまった2014年以来、7年ぶりのことになる。 事業内容は、北東部を流れるサンフ ...
続きを読む »東西南北
サッカーのコパ・アメリカの開幕予定が13日に迫っているが、ギリギリまでまだどうなるかはわからない状況が続いている。最高裁が10日、開催を認めるか否かを審理して開催許可の判断を下した。だが、同杯協賛スポンサーでクレジットのマスターカード、飲料大手のアンベヴといった大企業が、会社のロゴを出すことを拒否する声明を出している(出資は行 ...
続きを読む »宮城埼玉東京=3県人協力しイベント盛況=立派な会館の維持費捻出に
「宮城だけでは人手が足りずイベントができないので、今はこうやって県人会同士で団結して開催するしかありません。本当にありがとう」――宮城県人会の上利エジガー会長はそう感謝を述べた。宮城県人会、埼玉県人会(吉田章則会長)、東京都友会(鈴木ワグネル会長)の3県人会が協力して5月30日に「ドライブスルー屋台祭り」を宮城県人会館で開催し ...
続きを読む »「日本の近代化を知る7章」=DVDポ語版完成記念シンポ
国際協力機構(JICA、北岡伸一理事長)が放送大学と共同制作した講義番組「日本の近代化を知る7章」(2020年)のポルトガル語版DVD「Sete Capítulos sobre a Modernização Japonesa」が完成したことを記念して、サンパウロ州立総合大学(USP)法学部国際法・比較法学科と日本開発研究プログ ...
続きを読む »在留邦人の運転免許更新更新可能期間の延長措置
日本の警察庁が、昨今の新型コロナウイルス感染症のパンデミック中に運転免許の更新期限が迫るまたは失効した在留邦人に対し「免許証の有効期間が満了していない在留邦人がとり得る運転及び更新可能期間の延長措置(以下、裏書延長措置)」をサイト(https://www.npa.go.jp/bureau/soumu/corona/index_ ...
続きを読む »日系人が話題になったと思ったら
「これでは、世間一般の日系移民のイメージが悪くなってしまうのでは」。1日に上院のコロナ禍の議会調査委員会(CPI)で証言を行った日系医師ニーゼ・ヤマグチ氏を見て、そう思わざるをえなかった。 ただでさえ、このCPIで彼女に期待できるようなものはなかった。彼女は昨年4月、信頼のおけるマンデッタ氏が保健相の頃、クロロキンをコロナの ...
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