【既報関連】2日、最高裁のカルメン・ルシア判事は連邦検察庁に対して、リカルド・サレス環境相に対する捜査許可を出した。これにより、同環境相は2件の疑惑に関して、正式な捜査対象となったことになる。2、3日付現地紙、サイトが報じている。 カルメン判事が許可を出したのは、連邦検察庁が5月31日に出した、環境破壊行為に対する監査を困難 ...
続きを読む »6月 2021の記事一覧
《リオ》4階建てアパート崩壊で親子死亡=犯罪組織の手抜き建築の疑い
3日未明、リオ西部で4階建てアパートで崩壊事故が起こり、幼児1人とその父親が死亡、母親を含む4人の負傷者も出ている。3日付現地サイトが報じている。 事故が発生したのはリオ西部のリオ・ダス・ペドラスで、崩壊は午前3時20分頃に起きた。目撃者の話によると、揺れなどの兆候は午前2時頃からはじまっていたという。 この事故で、3歳の ...
続きを読む »《リオ市》体操汎米大会4~6日開催=東京五輪の選考会兼ねて
東京五輪が間近に迫り、出場選手選考会を兼ねた競技会が続いているが、4~6日はリオ市オリンピック公園で体操の汎米大会が始まると2日付ブラジル国内サイトが報じた。 ブラジルの選手達は2日、汎米大会の会場でもあるカリオカ1アレーナで大会前の微調整を兼ねた練習を行った。この大会はブラジルにとり、東京五輪にどれだけの選手を送り込むかを ...
続きを読む »東西南北
2日から3日にかけて、ネット上では、2日に上院のコロナ禍CPIで証言を行った女医のルアナ・アラウージョ氏の話題で賑わった。コロナの陰謀論を信じる傾向のある連邦政府側のCPI委員に対し、科学的な知識に基づき、歯に衣着せぬ物言いで論破する様子に痛快さを覚えた人が少なくなかったようで、メディアでは早速「ルアナさんって、どんな人」とい ...
続きを読む »《特別寄稿》イザベラ・バードの見た「古き麗しき日本」=サンパウロ市ヴィラカロン区在住 毛利律子=(1)
「これほど美しい国、平和な国が世界中のどこにあるだろうか」 この言葉は1878年(明治11年)、初めて日本国内を旅し、直接日本人と接した英国人女性イザベラ・バードの感想である。彼女は、ゆく先々で出会った人々のことを次のように述べる。 《人々は稀に見る愛情深さ、礼儀正しく勤勉、家庭教育の徹底、深い絆と助け合いで結ばれ、社会秩序は ...
続きを読む »苔テラリウムがブラジル上陸=コロナ禍でも売れ行き好調!=新しい癒やしの観葉植物
この数年、日本や韓国でブームの「苔テラリウム」の専門店『フローリア(FLORIA Gaden & Flower)』(Rua Guarani, 266-1° andar, Bom Retiro)が、昨年12月に聖市ボン・ヘチーロ地区でオープンした。SNSを通じて商品の存在が知られるようになり、クリスマスや母の日をはじめ、 ...
続きを読む »マナウス=石川さんに在外公館長表彰=きのこ研究や学術交流振興等で
在マナウス日本国総領事館の中村玲子総領事代理は5月7日、国立アマゾン研究所(INPA)で同地域のきのこを研究する石川ノエミア和江(三世)博士に在外公館長表彰を授与した。 表彰を受けた石川博士は「マナウス総領事館から在外公館長表彰を頂けて大変嬉しく光栄です」と喜びを表し、「学んだことを自分の頭の中だけにとどめず、日本人を含めよ ...
続きを読む »在クリチバ総領事館が米寄贈=総領事個人も、計784キロ
在クリチバ日本国総領事館(高木昌弘総領事)は5月25日、支援食糧米を寄付し、その引き渡し式を行った。同寄贈は、パラナ州政府にパラナ州政庁(イグアス宮)で行われた。 引き渡された寄贈品は同総領事館から392キロ、高木総領事個人からも同量の合計784キロ。この寄付品はパラナ州政府経由で、コロナ禍で困窮する同州貧困家庭に配布される ...
続きを読む »コパ・アメリカと東京五輪、どちらが危険?
「これじゃ東京五輪どころの話じゃないではないか」。サッカーのコパ・アメリカのブラジル開催の報を聞いて、そう思わずにいられなかった。 昨今、日本では変異株流入の影響でコロナ感染者の数が落ちず、五輪開催1カ月前まで緊急事態宣言が継続されることが決まっている。そんな状況の中で日本政府とIOCが「ハルマゲドンが起きようが」五輪を行おう ...
続きを読む »安慶名栄子著『篤成』(18)
私たちへの好意と敬意、そして繊細なお心遣いを伝えたく、突如として訪れて下さったのです。私たちにとってこの上ない愛情深い、真の友情の証でした。私たちもどんなにガスパールさんに感謝していたことか、あのシーンは生涯忘れられないでしょう。 私たちはあんなに気高い好意にはどうお返ししたらいいのかと、ただ心の底から深く、感謝の気持ちを表 ...
続きを読む »