13日の日曜日、それは突然訪れた。この日、サンパウロ州が50代のワクチン接種予定を突如、「16日からにする」との発表を行った。まず、これに面食らった。 当初の予定では50代のワクチン接種は8月2日から。対象者となるコラム子はその心積りでいたのが、突然「数日後」になったわけだ。 ちょうど現在、州内でコロナ第3波が話題になって ...
続きを読む »6月 2021の記事一覧
《サンパウロ州》カンタレイラ水系の雨は半分以下=水道公社は供給停止を否定
21日で暦の上の秋が終わったが、秋の間にサンパウロ大都市圏最大の水がめであるカンタレイラ水系に降った雨は平年より53・7%少なく、22年に水の供給が止まる可能性が懸念されている。ただし州水道公社(Sabesp)は、14年の水危機の際に行った工事は充分に機能しており、供給停止の可能性を否定していると22日付G1サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》インド製ワクチンで1千%の水増し契約発覚か=下院政府リーダーが関与=大統領も事実知っていたとも
連邦政府がインド製コロナワクチン「コバクシン」を、当初提示されていた価格の1千%増(10倍強)の値段で購入していた事実が浮上。下院の連邦政府リーダーのリカルド・バロス下議(進歩党・PP)に不正関与の疑いが浮上している。22、23日付現地紙、サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》環境相捜査の連警担当者更迭=政権の人事介入の疑い再び=アマゾン違法木材輸出疑惑で=23日突然、環境相辞任発表
不法伐採や違法木材の輸出問題でサレス環境相らに対する捜査を行い、環境省などの家宅捜査も要請した連警の警部が17日に更迭されたが、現在も捜査を指揮していると23日付現地紙などが報じた。なお、この捜査圧力に抗しきれなかったのか、サレス環境相の辞任が23日夕刻に発表された。 17日に更迭されたのは、5月19日に連警が行った「アクア ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラ擁立に向け左派大連合を準備=PSBに大物2人「打倒ボルソナロ」掲げ移籍
ブラジル社会党(PSB)は22日、マルセロ・フレイショ下議とフラヴィオ・ジノ・マラニョン州知事の入党を正式発表し、両者は「打倒ボルソナロ」への決意表明をした。23日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》6州都などで接種中止相次ぐ=初回用中心にワクチンが尽き
【既報関連】サンパウロ市での新型コロナワクチンの接種中止は22日のみで、23日は正常化した。だが、6州の州都ではワクチンの補填が間に合わず、23日の接種を一部または全面的に中止したと同日付現地サイトが報じた。 同日朝の時点では、バイア州サルバドールが初回と2回目、マラニョン州サンルイスとパライバ州ジョアン・ペッソア、マット・ ...
続きを読む »《サンパウロ州》自粛規制緩和さらに遠のく=来月15日まで現状維持
サンパウロ州政府は23日、記者会見を行い、コロナウイルスの感染状況悪化から、当初予定していた、バーやレストランの営業を22時までとするなどの外出自粛規制緩和を延期することを発表した。23日付現地サイトが報じている。 ジョアン・ドリア知事によると、コロナによる感染者数、入院患者数、死者数の増加により、予定していた規制緩和ができ ...
続きを読む »東西南北
日本で東京五輪開催に反対する運動が強まっており、23日にはブラジルでも、フォーリャ紙サイトなどの大手メディアが写真付でその様子を報じている。日本でのネットでの声を拾うと、彼らの中にはサッカーのコパ・アメリカの強行開催に伴う感染者多発報告で恐れをなしている人も少なくない。21日までに選手やスタッフ、会場職員など、140人もの感染 ...
続きを読む »日本大使館=移民の日で日の丸色になる首都=キティ「大使とカフェ」で和気藹々
在ブラジル日本国大使館(山田彰駐ブラジル日本国特命全権大使)は、6月18日の「日本人移民の日」を記念して特別企画を実施した。「大使とカフェ」でのハローキティと対談や、ブラジリア中心部が特別照明により日の丸を連想させる赤色に照らされ、本紙ポルトガル語版Nippak紙に菅義偉(すがよしひで)総理、茂木敏充(もでぎとしみつ)外相、山 ...
続きを読む »ニッポンベビーダス=首里最古の酒蔵の泡盛輸入開始=瑞穂酒造、自慢の古酒5種類
1848年創立、首里最古の酒蔵「瑞穂酒造」の琉球泡盛5種が、この6月初旬に初めて正式にブラジルに輸入された。「多くの人からの支えで、沖縄の『琉球泡盛』を輸入することができた。これからはブラジル全土に普及するよう頑張りたい」――今回の琉球泡盛の輸入に尽力したニッポンベビーダス有限会社の川添博さん(長崎県)は、そう語 ...
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