サンパウロ州の路上生活者救済運動が6月30日、サンパウロ市ではこの日、7人の路上生活者が凍死した可能性があると報告したと同日付G1サイトなどが報じた。この日の朝の最低気温は6度で、過去5年間で最も寒い朝となった。 凍死と思われる路上生活者は、同市中央部のセー広場で3人、バイシャーダ・ド・グリセリオで1人、地下鉄のチラデンテス ...
続きを読む »2021年7月1日の記事一覧
《ブラジル》保健省局長がワクチンで447億円相当の賄賂要求?=大物下議の推薦、大統領肝いりの人物=告発した下議に口止め裏工作も
保健省局長がアストラゼネカ社のワクチン購買の交渉の際、「1回分につき1ドルの賄賂」、累計で20億レアル(約447億円)分の賄賂を薬品供給企業に請求していたとの告発が6月29日に明らかになった。また同日、コバクシン購入での不正疑惑を訴えていたルイス・ミランダ下議が、下院の政府リーダーという重職を務める今疑惑の中心人物のリカルド・ ...
続きを読む »《ブラジル》顧客情報を銀行間で共有=オープン・バンキングの日程発表=問われる利用者の姿勢
各金融機関間が情報を共有する事で顧客が利用できるサービスや商品を増やし、より良い条件のサービスや商品を使えるようにする「オープン・バンキング(OB)」に関する日程表が発表されたと6月27日付現地サイトなどが報じた。
続きを読む »《ブラジル》コロナ禍CPIでウィザルジ氏が黙秘貫く=疑惑の人物の挑発的態度に委員ら怒り心頭
上院のコロナ禍に対する議会調査委員会(CPI)が6月30日に行われ、企業家のカルロス・ウィザルジ氏が召喚された。黙秘権を認められている同氏は挑発的な態度に終始し、委員たちを怒らせた。6月30日付現地サイトが報じている。
続きを読む »《サンパウロ州》電気代さらに高く=追徴金に加え基本料金も値上げ
【既報関連】国家電力庁(Aneel)が6月29日、サンパウロ州の電力公社(Enel―SP)に対し、4日から平均9・4%の基本料金の調整を行う事を認めたと6月29、30日付現地紙、サイトが報じた。 基本料金の調整幅は、一般家庭用が11・40%で最も大きい。工場や大型店舗などが使う高圧電力は3・67%、低圧電力は11・38%の調 ...
続きを読む »《ブラジル》失業率は依然として過去最高レベル=緊急支援金不足で求職続く
2月から4月の変動四半期の失業率が依然として過去最高レベルの14・7%にあることが明らかになった。6月30日付現地サイトが報じている。
続きを読む »東西南北
1950年サッカーW杯の舞台にもなった伝統あるサンパウロ市の名所パカエンブー・スタジアムで、ゴール裏の観客席の解体工事が6月29日にはじまった。1970年に造られ、「トゥボガン」と呼ばれてきた観客席を取り壊し、多目的の管理棟を建てるのだという。これは、市営だった同スタジアムの民営化に伴う近代化工事の一環で、3〜4カ月かけて観客 ...
続きを読む »「池江選手がんばって!」=独自の立体画贈ってエール=仏壇作り30年の浅井さん
「リオの風景が懐かしいだろうと思って池江選手に絵を送ったら、お礼の葉書が来たよ」――そう語るのはサンパウロ市イタケラ在住の浅井義弘さん(熊本県、85歳)。リオ五輪に出場した池江璃花子選手へ、浅井さんはリオの風景画などを2回に渡って送った。それに対しお礼の葉書が届き、「大事にしまっている」と顔を綻ばせる。 2016年のリオ五輪 ...
続きを読む »ディスカバー・ニッケイ作品募集=「家族とコミュニティの繋がり」
米国ロサンゼルスの全米日系博物館が運営するサイト「ディスカバー・ニッケイ」が毎年、テーマに沿った文章「ニッケイ物語」を募集している。今回は「ニッケイの世代:家族とコミュニティのつながり」のテーマで作品を募っている。 同テーマでは世界中に点在する日系社会内における関係性に目をむけ、特に若い世代が自身のルーツや年配の世代とどのよ ...
続きを読む »コロナ禍で起きる退行現象
6月27日付エスタード紙などが、「外出自粛(クアレンテーナ)中、0~3歳児の4人に1人に退行現象が見られた」と報じた。退行現象は急激な環境変化によって幼児が赤ん坊のように振舞う事をさし、「赤ちゃん返り」ともいう。 退行現象の具体例は「発話が減る」「1語文、2語文が増える」「固形物を食べず、哺乳瓶を使い始める」「お漏らしをする ...
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