委託販売員が保健省の局長(当時)からコロナワクチン購入の条件として賄賂の支払いを要求されたと証言して注目を浴びた米国ダヴァティ社が、非政府団体(NGO)と共に保健省を訪れ、ワクチン購買契約を結ぼうとした上、この団体がアストラゼネカ社とヤンセン社のワクチンを保健省が購買契約した以上の価格で地方自治体に売ろうとしていたとの疑惑が浮 ...
続きを読む »2021年7月6日の記事一覧
《ブラジル》コロナ感染者や死者の減少続く=接種効果明白だが油断大敵=風邪に近い症状のデルタ株
【既報関連】新型コロナの予防接種が進む中、感染学上の第26週(6月27日~7月3日)の感染者や死者は前週比で29・4%と9・1%減り、明るい見通しを口にする人が増えている。
続きを読む »《ブラジル》反ボルソナロ・デモ3回目が大規模開催=サンパウロ市では暴力行為も発生
3日、全国300市以上で、5月以降3度目となるボルソナロ大統領に抗議するデモが行われた。参加人数や規模で盛り上がりを見せたが、サンパウロ市では暴力行為が起こるなど、問題も生じた。3、4日付現地紙、サイトが報じた。 大統領に対する抗議デモは5月29日、6月19日にも行われており、今回は3回目。本来ならもう少し間隔をおいて行われ ...
続きを読む »《ブラジル》フォーカス=GDPは5・18%成長=インフレ予想はまた高進
5日に発表された経済動向予測調査「フォーカス」によると、今年の国内総生産(GDP)の成長率予想は5・05%から5・18%に、インフレ予想は5・97%から6・07%に各々、上方修正されたと同日付伯字サイトが報じた。
続きを読む »《チリ》制憲議会議長に先住民女性=ピノチェト憲法大幅改正へ
チリで4日、憲法改正のための制憲議会の議長に先住民の女性学者エリーザ・ロンコン氏が選ばれた。5日付現地紙が報じている。 現行の同国憲法は、同国の独裁者だったアウグスト・ピノチェト元大統領が1990年に独裁を終える際に制定したもので、租税法などが国内の貧富の差を生み出す元凶となっているとして、かねてから国民の間で改正を望む声が ...
続きを読む »東西南北
3日も全国で、ボルソナロ大統領に対する大規模な抗議デモが起きた。このところは、大統領本人、連邦政府にまつわる疑惑も、コバクシン購入に関するものやアストラゼネカ社ワクチンへの1ドルの賄賂要請疑惑だけにとどまらず、週末には福音派団体による大量のワクチン契約疑惑がテレビのニュースを賑わせた上、週が明けたら今度はボルソナロ氏自身のラシ ...
続きを読む »《記者コラム》パンデミックの長いトンネル、出口の明かり見えたか?
若年化するコロナ入院者 長い、長いトンネルの先に、ようやく明かりが見えてきた感じがする。米国はすでにトンネルを抜けた感じだが、ブラジルはこの4月が最悪だった。 ワクチンの供給がかなり安定してきたことで、接種のスピードが増し、1回目の接種を終えた人が全伯で35%を超えた。サンパウロ州に限って言えば、成人の53%は1回目を終えた ...
続きを読む »東京五輪=日本生まれの柔道ブラジル代表=エドアルド・ユージの挑戦=13日静岡へ「メダル持ち帰る」(上)
「両親やお世話になった人、仲間の想いを背負って、なんとしても金メダルをブラジルに持って帰ります。ぜひ日系社会の皆さんも応援してください」――東京五輪柔道部門への出場を控えるエドアルド・ユージ・サントス(Eduardo Yudy Santos)さん(26歳・三世・2段)は、日本人のような日本語でそう意気込みを語った。いよいよ23 ...
続きを読む »群馬県リスタート・コミュニティー=一周年迎え活動を振り返る=高齢者対策が今後の課題?
【群馬県発=國分雪月記者】群馬県大泉町のブラジリアンプラザ(日本海外協会、林隆春会長)で26日に定例会が行われ、約20人が参加した。6月20日に一周年を迎えた「リスタート・コミュニティー支援センター」の活動を振り返り、今後の課題を話し合った。 昨年6月20日にブラジル人を中心とする外国人生活困窮者の一時的な保護、職業紹介を行 ...
続きを読む »マナウス=荻野正裕新総領事が着任=慰霊碑に献花、抱負述べる
在マナウス日本国総領事(荻野正裕(おぎの・まさひろ)総領事)は6月24日、移住先没者慰霊碑に献花を行った。今月9日に着任した荻野新総領事の当地における最初の行事となった。 「日本人の移住者とそのご子孫の皆様が重ねられてきたご努力とご苦労に心から敬意を表します。在マナウス日本国総領事として仕事を始めるにあたり、まず慰霊碑を訪れ ...
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