「ブラジル司法は私たちを忘れていなかった」 「ブラジルとその司法制度は、私たちを忘れていませんでした。このサービス開始は歴史的な法的成果であり、私たちがブラジルを離れてからずっと求めていたものです」――在浜松ブラジル総領事館所属の市民協議委員会(CCH)の豊橋エベル評議員長はあいさつの中でそう語ったのを聞き、まるで「我々は棄民 ...
続きを読む »2021年9月21日の記事一覧
《特別寄稿》癒しがたい悲しみを乗り越えて=安楽に続く道を拓いた女性たち=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子
こんなに新型コロナ禍生活が長く続くとは思いもしなかった。個人の身体機能も生活形態も、すっかり変わってしまった。 運動系機能は確実に低下し、外出しないので反射神経、視覚系、聴覚系の機能低下、生活リズムの乱れによる記憶系の衰えから、脳専門医は高齢者、中高年だけでなく、低学年の児童にまで深刻な「コロナ鬱」を引き起こしていると警鐘を ...
続きを読む »《ブラジル》ホテルは裏口、入店断られ街頭でピザ=ワクチン未接種の大統領NY入りで
21日からの国連総会に出席するため、19日にニューヨーク入りしたボルソナロ大統領とその一行は、ホテルの前に集まった集団から抗議を受けるのを避けるため、裏口から入った上、軽食をとりに出た際もワクチン未接種で入店できないため、訪米団の大半が一緒に街頭で立ってピザを食べたと20日付G1サイトなどが報じた。 ボルソナロ氏が未接種であ ...
続きを読む »《リオ市》中国が厳密な捜査を要請=総領事館への爆発物攻撃で
リオ市南部のボタフォゴ区で16日夜、フード付の黒い上着を着た男性が同区ムニス・バレット街にある中国総領事館に爆発物を投げ込むという事件が起き、中国側が厳密な捜査を要請したと18日アジェンシア・ブラジルなどが報じた。 事件が起きたのは16日夜9時48分で、総領事館前まで来た男が立ち止まり、隠し持っていた爆発物のピンを抜き、投げ ...
続きを読む »《ブラジル》ヒドロキシクロロキン違法治験の裏に影の委員会?=さらなる疑惑が噴出=データが大統領に直結=反対医師に解雇脅迫
【既報関連】サンパウロ市内に複数の病院を運営する高齢者向け大手医療保険会社「プレベンチ・セニオル」でのヒドロキシクロロキンの不正治験疑惑に関し、この治験が、ボルソナロ大統領が保健省とは別に組織していた「影の委員会」が関与している可能性があること、プレベンチの医師や職員が治験に協力しないと報復行為を受けた疑惑などが浮上している。 ...
続きを読む »《ブラジル》コロナ禍=1日の感染者が15万人?=保健省のシステムの問題か=青少年の接種中止勧告継続
新型コロナの予防接種進展で感染者や死者の数が減少傾向にあるとオズワルド・クルス財団(Fiocruz)などもいう中、18日の保健省統計で1日の感染者が15万人を超え、新記録の大幅更新が起きた。 18日現在の感染者は前日比15万106人増の2123万325人、新規感染者の7日間平均は前日の1万5053人が3万4452人に跳ね上が ...
続きを読む »《サンパウロ州》知事選世論調査の支持率1位はアウキミン氏=状況次第でハダジ首位も
ダッタフォーリャがサンパウロ州知事選の世論調査を行い、元知事のジェラウド・アウキミン氏(民主社会党・PSDB)と元サンパウロ市市長のフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)が1、2位を争っている状況だと19日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》俳優ルイス・グスターヴォ死去=「ベト・ロクフェレル」などヒット
ベテラン俳優のルイス・グスターヴォ・ブランコが19日、サンパウロ州イチチーバで大腸癌のため亡くなった。87歳だった。20日付現地紙が報じている。 ルイス・グスターヴォは1934年、スウェーデンのヨーテボリでスペイン人の外交官の息子として生まれた。幼い頃にサンパウロ市に引っ越して生活するようになった。 1964年にテレビ俳優 ...
続きを読む »《ブラジル》フォーカス=インフレ見込みが再び上昇=経済基本金利は8・25%?
中銀が20日に発表した経済の動向予想調査「フォーカス」によると、今年末のインフレ予測は8・35%に引き上げられた。また、来年の予想も4・10%で、政府目標を超える状態が続いていると同日付現地サイトが報じた。
続きを読む »東西南北
毎日、トップページのロゴを世界的に有名な人物にちなんでデザインすることで知られているグーグルが19日、この日に生誕100年を迎えた世界的ブラジル人教育者、パウロ・フレイレ氏(1997年没)を選んだ。「全員教育」を理想とし、教師に生徒の個人史を重視させるフレイレ氏の教育に関しては、ボルソナロ大統領三男のエドゥアルド下議が「低質の ...
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