アフマドさんの弟は、家族呼び寄せでサンパウロに暮らすことができた。だが、その妻と子供は、2017年から4回、パキスタンのブラジル大使館に家族呼び寄せを申請してきたが、書類も手数料も不備がないにもかかわらず、一向に認められないままだった。 そして8月15日、タリバンがアフガニスタン全土を支配下に置いたと宣言するニュースが世界中 ...
続きを読む »2021年9月22日の記事一覧
アジア系コミュニティの今(5)=混乱してブラジルへ避難も=台湾編〈3〉
台湾移民のパイオニア モジ・ダス・クルーゼスの長老派教会の記録に残された、1963年にサントス港に上陸した同教会の6家族や他の初期移民は、彼ら以前に到着していた台湾人のパイオニア移民であり、台湾の彰化クリスチャン病院の第8代院長だったヤン・ユーチ(楊毓奇)医師の支援を受けたことが確認されている。 ヤン・ユーチ医師は1907年 ...
続きを読む »裏千家=文協春祭りで茶道体験を=25・26日に対面形式で
25・26日にブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)がサンロッケ国士舘大学スポーツセンターで開催する第1回「春祭り(FESTIVAL DA PRIMAVERA)」。そこで企画されている茶道裏千家ブラジルセンターの茶会に、参加者を募っている。 同茶会イベントは、11時・13時・15時と1日3回開催される。参加費は20レアル ...
続きを読む »人マチ点描=京野昼食会にヒロシ陸軍少将
京野吉男元ブラジル陸軍予備大佐が毎週火曜日の正午にサンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパラセホテルのレストランで開く昼食会に、エドソン・マサユキ・ヒロシ少将(三世)が招かれた。 ヒロシ氏少将は、サンパウロ州カンピーナス市の陸軍11師団司令官で、歴代6人目の日系陸軍将官。陸・海・空軍では通算13人目の日系将官だ。 昼食会は3 ...
続きを読む »50年ぶりの祖国で〝浦島太郎〟(3)=サンパウロ市 広橋勝造=エスカレーターでも気まずい目線
買い物を終えて、駅に行った。もう午後6時過ぎ、駅は帰宅時間で混雑していた。 ブラジルでは公共交通機関はバスが多く、それか自家用車での移動が普通で、俺もそうだ。 ところが、日本に来てから歩きっぱなしで足が吊ったように痛く、歩くのが辛かった。来日して直ぐ買った安くてカッコ良かった靴も、変に俺を痛めているようだ。 俺とは対照的 ...
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