10日(金)深夜、サンパウロ市南部の高級繁華街オスカル・フレイレ街で強盗殺人事件が発生し、近くのアラメダ・ミニストロ・ホーシャレ通りでアイスクリーム店を経営していたレオナルド・イワムラさん(42歳)が殺害された。軍警が倒れているイワムラさんを発見。クリニカス病院に搬送中に死亡したという。 11日に警察が公開した映像には、事件 ...
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訃報=日本語センター元理事長 柳森優さん
柳森柔道道場の創設者で、日本語センター元理事長、ブラジル熊本県文化交流協会元会長の柳森優(まさる)さんが11日11時30分頃にオザスコ市内の自宅で老衰のために亡くなった。行年100歳。12日12時に家族と知人のみで告別式を行い、オルト・ダ・パス墓地(CEMITÉRIO horto da paz itapecerica da s ...
続きを読む »キノコ雑考=ブラジルに於けるキノコ栽培の史実とその背景=元JAIDO及びJICA 農水産専門家 野澤 弘司 (23)
ここまで記述して過去を振返ると、私の移民当初の生業が、巡り巡ってキノコ屋稼業になった事は、文字通り運が7分実力3分の生き様で誠に恵まれた第一歩を踏み出す事ができた。 そして今日迄の運命の分岐点となった節々の「動機」の軌跡を辿ると、奇異なるかな「動機」は生来延々と取り憑かれて来た「貧乏神」がとりなす「結果良し」のご縁に起因し「 ...
続きを読む »特別寄稿=苦難の中の先人の教え=サンパウロ市ビラ・カロン区 高安宏治(たかやすひろはる)=ボリビアから伯国への再移住の教訓=《下》
過去を振り返り、今考えると、昼も夜も残酷なほど働き通しであった。当時の縫製下請けの人々、とりわけボリビアから再移住の人々は、徹夜してまで家族ぐるみで働き、互いに競争して収益を稼いだ。 心労もあったけれど、それでもボリビアで照りつける太陽の下での畑仕事と比べると、家の中で家族揃って朝、昼、晩一緒に食事を共にしながら座って労働す ...
続きを読む »《ブラジル》12カ月のインフレ9・68%に=クリチバ12%など8州都で10%超
地理統計院(IBGE)が8月の広範囲消費者物価指数(IPCA)は0・87%、12カ月間の累積は9・68%上昇したが、16地域中8州都は累積インフレが10%を超えたと発表したと9日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
続きを読む »《ブラジル》大統領がBRICS会議で態度豹変=「防疫対策に中国の支援不可欠」
ボルソナロ大統領は9日、BRICS首脳会議に出席し、世界貿易機関(WTO)の近代化のためにはBRICS諸国の「協力の強化」が必要と説くと共に、「コロナ禍での防疫対策に中国の支援は不可欠」と述べたと同日付G1サイトやアジェンシア・ブラジルなどが報じた。
続きを読む »《ブラジル》大統領が急転直下、最高裁判事に謝罪=テメル前大統領の仲介で=前日急騰のドルは急落=議会は不信、支持者は不満
9日、ボルソナロ大統領はこれまでの最高裁に対する対決姿勢を急転して取り下げ、7日に「命令には従わない」と批判したばかりのアレッシャンドレ・デ・モラエス判事と和解した。この背後にはテメル前大統領の助言があった。9、10日付現地紙、サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》新規感染の63%がデルタ株に増大=今後数週間で拡大の中心か=懸念される次の波とワクチン不足
コロナ・オミックス・ネットワーク(Rede Corona-ômica)が9日、ブラジルの新型コロナ感染者の63%はデルタ株感染だった事が判明と発表したと同日付現地サイトが報じた。過去15日間にGisaidと呼ばれるデータ解析のための国際的なプラットフォームに寄せられた情報から分かったもの。 それによると、ブラジル国内のデルタ ...
続きを読む »《サンパウロ市》アストラゼネカ製ワクチン消える=40〜50代の2回目接種に影響
サンパウロ市では9日からアストラゼネカ(AZ)社のコロナワクチンの不足が急速に深刻化、10日には完全に底をついて、接種予定日の人が2回目のワクチン接種ができなくなる事態が起こっている。9、10日付現地紙、サイトが報じている。 AZ製ワクチンがサンパウロ市で不足しはじめていることは今週に入って指摘され始め、9日には「市内535 ...
続きを読む »《ブラジル》12日に初の反大統領保守派デモ=PTなどは不参加の意向
12日、左派の主導ではなく、保守派の人たちによる初めてのボルソナロ大統領に対する抗議デモが行われる。7日の独立記念日の大統領支持派によるデモの直後のものだけに注目されているが、労働者党(PT)などは参加しない。10日付現地紙、サイトが報じている。
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