ホーム | 2021 | 9月 (ページ 20)

9月 2021の記事一覧

《ブラジル》集中治療室の占有率改善=死者の7日間平均500人切る=休日明けの影響は考えうるも

 オズワルド・クルス財団(Fiocruz)が8日、成人向け集中治療室(UTI)占有率(使用率)が改善し、連邦自治体単位では90%、州都では85%が60%以下になったという報告書を発表したと同日付現地サイトが報じた。また、同日は死者の7日間平均が昨年11月以来初の500人以下となった。  Fiocruzによると、6日時点のUTI占 ...

続きを読む »

《ブラジル》大統領発言に最高裁長官も猛反発=両院議長も厳しい発言

 7日の独立記念日のボルソナロ大統領の言動に対し、最高裁のルイス・フクス長官が8日、抗議声明を発表した。また、上下院議長や連邦検察庁長官らも、7日に関する反応ととれる言動をこの日に行っている。9日付現地紙が報じている。

続きを読む »

《サンパウロ市》「世界で31番目に魅力的」世界的な情報誌が選出

 サンパウロ市が世界的に有名な情報誌から、「世界で31番目に魅力的な市」として紹介されたことがわかった。南米では最高の街の評価だった。9日付現地サイトが報じている。  これはイギリスに本拠を置く世界的な情報誌「タイム・アウト」の最新号が選んだもので、全世界2万7千人を対象に行った調査で上位に入った37市を掲載している。  タイム ...

続きを読む »

《ブラジル》大統領発言で2千億レの損失=社会保障案や改革案の審議は?

 【既報関連】独立記念日にボルソナロ大統領が行った最高裁や最高裁判事に対する批判などを受け、8日の株式市場指数は3・78%減の11万3413ポイントとなったが、これにより、上場企業は1953億レアルの損失を被ったと同日付現地サイトなどが報じた。

続きを読む »

東西南北

 サッカーのイングランドのプレミア・リーグのリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、リーズの5チームとロシアのゼニトが、ブラジル・サッカー連盟(CBF)からの抗議で罰せられることになる。それは9月のW杯南米予選でこれらのチームがブラジル代表の招集を受けた選手の解放を認めなかったためで、対象 ...

続きを読む »

特別寄稿=ボケ予防手段としての金融投資=じっくり楽しもうマネーゲーム=サンパウロ市在住 元週刊 FAXニュース代表 永井 忍=収益より安全優先で運用を=(8)

 さてブラジルは今、政治面では大統領が統治ではなく選挙向け扇動に余念なく、施政者としてではなく候補者として言動するため危険状態。その余波で経済金融面でも不安定かつ不透明、慎重に見守る状態になって、2022年経済観測が悪化して止まない。  経済活動は第2四半期に勢いを失って、僅か0・1%ながらGDP(国内総生産)が減少して終わった ...

続きを読む »

TTV Kochi=今週末に卓球大会開催=スポーツイベント再開へ

「TTV・高知県人会フレンドシップトーナメント卓球大会」

 卓球クラブ「TTV MAKIUCHI」(マキウチ・カルロス会長)と高知県人会(片山アルナルド会長)は11日と12日に「TTV・高知県人会フレンドシップトーナメント卓球大会」を開催する。パンデミックが始まって以来、日系社会のスポーツイベントとしては珍しい。  会場は高知県人会館(所在地=Rua dos Miranhas196,V ...

続きを読む »

毎日新聞支局長=山本氏帰国へ=コロナ禍でもファベーラ等取材

山本さん

 毎日新聞社サンパウロ支局の山本太一支局長(41歳、愛媛県)が10月から埼玉支局へ異動するにあたり、8月31日、帰国挨拶に来社した。  山本さんは2017年9月に支局長として赴任。前任者の朴鐘珠支局長に続く2代目の支局長だ。駐在員としてはブラジル初赴任だが、2000年頃にブラジル日本交流協会の制度を通じてマナウスで1年間研修した ...

続きを読む »

日語センター=「困っていること話しましょう」=にほんご教育おしゃべり会開催

「にほんご教育おしゃべり会」告知画像(ブラジル日本語センター提供)

 「今困っていること、相談したいこと、自分の授業、学習者、学校についてなど、みんなで話しましょう」――ブラジル日本語センター(日下野良武理事長)は日本語教師や運営者向けに、「にほんご教育おしゃべり会」を18日(土)15時半から17時半の時間でオンライン開催する。  日本語教師や運営者などの日本語教育関係者を対象にZOOM上で開催 ...

続きを読む »

ボルソナロがチャベスになれない理由

生前のチャベス氏(Cubadebate)

 ボルソナロ大統領が最高裁の判断を不服として戦い、9月7日の独立記念日を自身の支持派の立ち上がる日として位置付けた。だが、肝心の支持者の参加数が少なく、自身に対しての罷免を要求する声を政界内で高めるだけになってしまった感がある。  ボルソナロ氏がきわめて独裁政治家的な資質を持ちながら、思うがままに独裁ができない理由にこの最高裁の ...

続きを読む »