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9月 2021の記事一覧

聖南西=コロナ禍から復活の兆し=対面で役員会、活動活性化=300万基金がほぼ完成

総会で事業報告する山村敏明会長

 聖南西文化体育連盟(UCES=山村敏明会長)は18日午前9時から、ピラール・ド・スール文化体育協会会館で、パンデミック後初の対面での役員会を開催した。25会員文協・団体全員が参加、事業報告など7議題について審議した。18歳以上のワクチン接種が終わり、各会ともコロナ禍からの復活の兆しが見えてきた。250万レアル基金もほぼ完成。最 ...

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アジア系コミュニティの今(5)=「民主主義、自由、主権を擁護」台湾編〈4〉

張崇哲在ブラジリア台北経済文化事務所代表(大使)

 前回に続き、ブラジルの台湾人移民の調査に積極的な張崇哲在ブラジリア台北経済文化事務所代表(大使)に、ブラジルの台湾人移民等に関する話を聞いた。張氏は台湾外務省で外交官として、長年、ヨーロッパ、アフリカ、ブラジルなどのポルトガル語諸国を中心に任務に当たってきた。 ――華僑を含む台湾人は、時代を問わず、中国本土の政治的、社会的、経 ...

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注意喚起=リベルダーデで当たり屋被害=無実の罪で弁護士に5千レ

運転中にぶつかりそうになる高齢者ドライバー(参考写真、まぽさん、写真AC)

 「当たり屋も、進捗報告がない弁護士も、うんざり。ブラジルに住む皆さん、くれぐれも注意してください」――昨年、東洋街で当たり屋の被害にあい、5千レアルの弁護士費用を支払ったサンパウロ市に住む塩野義治さん(東京都・79歳)は、そう神妙な面持ちで注意喚起している。  塩野さんは、昨年2月に自家用車を運転し、リベルダーデ区アメリカ・ダ ...

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50年ぶりの祖国で〝浦島太郎〟(5)=サンパウロ市 広橋勝造=懐かしの兄姉と感動(?)の再会

 わぁ~、大きく、綺麗になった博多駅。ふるさとの駅は、数十年見ないうちにすっかり様変わりしていた。  兄と姉からは、駅に迎えに来ると連絡を受けていた。  「懐かしいなー、涙を流さない様にしよう」と思って、ドキドキしながらホームに出た。  「あっ、いた!」優しい兄貴と、もっと優しい姉ちゃんだ!  最初の一言はどう言おうかと、どぎま ...

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反ワクチン派、目立たぬブラジル

国連でのボルソナロ大統領(Alan Santos/PR)

 ボルソナロ大統領が反ワクチン派として国際的に有名になっている一方、ブラジルで「アンチヴァクサーズ(反ワクチンの人々、英語antivaxers)」の主張はそれほど強く盛り上がっていない、という不可思議な現象が起こっている。  世界的に見ると現在、アンチヴァクサーズの影響力はそれなりに強い。それは欧米圏のワクチン接種の進んだ国には ...

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特別寄稿=笠戸丸移民大田向雪の苦難の生涯=過酷極めたノロエステ鉄道工事(上)=執筆 金城エジソン健児/翻訳 建本みちかマルリー

極貧だった沖縄での生活  1908年6月18日に移民船笠戸丸でブラジルへ渡った最初の日本移民781人の同船者のうち、325人が沖縄県人でした。大田向雪(こうせつ)が笠戸丸移民の一人としてブラジルに向かったのは、まともな食事もできない家族の生活を何とかしたいという一念からでした。  彼は、1881年8月20日に沖縄県島尻郡豊見城村 ...

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《ブラジル》中銀が経済基本金利引き上げ=前回会議で予告通りの1%P

 中銀の通貨政策委員会(Copom)が22日、全会一致で経済基本金利(Selic)を1%ポイント(P)引き上げ、年6・25%とする事を決めたと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。

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《ブラジル》コロナ禍CPI国庫庁長官召喚で大荒れ=テベチ上議と批判の応酬=バクシン疑惑を指摘され=苛立ち隠せない連邦政府

 21日の上院のコロナ禍議会調査委員会(CPI)で国庫庁(CGU)のヴァギネル・ロザリオ長官とシモーネ・テベチ上議(民主運動・MDB)が口論となったことで、審議が紛糾する事態が生じた。テベチ上議はコバクシン不正疑惑に対するCGUの態度を批判していた。21、22日付現地紙、サイトが報じている。

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《ブラジル》保健相が米国で陽性反応=大統領ら訪米団も隔離へ=英首相、国連総長との会談にも同席

 ボルソナロ大統領が国連総会で開会演説を行った21日、マルセロ・ケイロガ保健相に新型コロナの陽性反応が出た。保健相は現地隔離中で、大統領を含むブラジル訪米団は帰国後、隔離勧告を受けたと21~22日付ブラジル国内サイトが報じた。  ケイロガ氏は19日に大統領や他の閣僚と共に米国に到着。夜は大統領らと共に軽食をとりに出た。また、20 ...

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《ブラジル》最高裁判事候補メンドンサ氏、2カ月も放置=上院のらりくらりと諮問せず

 最高裁のリカルド・レヴァンドウスキー判事は21日、上院憲政委員会(CCJ)のダヴィ・アルコルンブレ委員長に対し、ボルソナロ大統領から最高裁判事候補として指名されたアンドレ・メンドンサ氏の口頭試問(サバチーナ)を行わないことについての説明を求めた。21、22日付現地紙、サイトが報じている。

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