燃料価格高騰が諸部門でのインフレ圧力となっている事などを受け、国家税制政策審議会(Confaz)が10月29日、燃料関連の商品流通サービス税(ICMS)を90日間凍結する事を決めたと同日付G1サイトなどが報じた。
続きを読む »2021年11月2日の記事一覧
《ブラジル》ボルソナロがG20孤立、COP不参加=外交の場でも虚偽報告=護衛が記者の腹を殴る=根拠なくルーラ麻薬犯説?
10月末、ボルソナロ大統領はG20首脳サミットのためにイタリアに渡ったが、サミットの最中は孤立状態で、ブラジルの経済状況や自身の支持率について世界の首脳に事実と異なる虚偽の報告を行うなどした。また、護衛が取材陣に暴力を振るい、市民からは抗議行動を受け、テレビでは根拠もなく「ルーラ元大統領は麻薬組織と関係している」との発言を行う ...
続きを読む »《特別寄稿》日本ブラジル連帯の接着剤に=ブラジル日報協会会長 林隆春
このたびブラジル日報協会の会長に就任しました林隆春です。私は日本で一般社団法人日本海外協会の代表理事をする他、特別養護老人ホーム4棟、有料老人ホーム、グループホーム、障害者施設を35棟余り経営しています。私とブラジルの関係は1985年、軍政から民政へと大きな政変があったその年から始まりました。 当時、訪伯時に本で読んだ「ブラ ...
続きを読む »《ブラジル》月間のコロナ死者昨年5月下回る=7日間平均300人台20日に=週毎の死者減少率やや鈍る
10月31日の新型コロナの感染者は2181万855人、死者は60万7824人、7日間平均は感染者1万1585人、死者311人で終息には程遠いが、月間の感染者や死者はパンデミック初期の昨年5月を下回り、落ち着きを取り戻しつつある。 10月の感染者38万3782人は9月を41・0%下回り、昨年5月の42万9469人以下となった。 ...
続きを読む »《ブラジル》大統領抜きでCOP26に参加=CO2排出削減など宣言も
10月31日から12日まで、英国グラスゴーで国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が開催されている。ブラジルはボルソナロ大統領が欠席し、州知事たち10人のグループが参加したことなどが話題となった。1日付現地サイトが報じている。
続きを読む »《サンパウロ州》洞窟崩壊で9人が死亡=訓練中の消防隊員犠牲に
10月31日未明、サンパウロ州アルチノーポリスで洞窟が崩壊し、訓練中だった市民消防隊員8人と指導員1人が死亡する惨事となった。10月31日、11月1日付現地紙、サイトが報じている。 崩壊が起こったのはアルチノーポリスの田園地帯にある洞窟で、10月30日午後から訓練のために洞窟内にいた消防隊員ら28人のうち、10人が生き埋めに ...
続きを読む »《ブラジル》フォーカスのインフレ予測9・17%に=来年の基本金利は10・25%?
1日発表の中央銀行の経済動向予測調査「フォーカス」によると、市場関係者は今年のインフレ予測を9・17%、来年の予測は4・55%に引き上げた上、経済基本金利(Selic)も年末時点で9・25%、来年は10・25%に上方修正したと1日付現地サイトが報じた。
続きを読む »東西南北
今日、11月2日の「死者の日」は、ブラジルでは国の祝日だ。世界的には10月31日のハロウィンが有名だが、ブラジルやメキシコといった中南米の国ではむしろ「死者の日」の方が一般的で、この日に幽霊の仮装をしたパーティなども行われている。だが、サンパウロ市恒例の「ゾンビ・ウォーク」は今年も開催中止。主催者側は「ワクチン接種率が低い」こ ...
続きを読む »《記者コラム》移民150周年を盛り上げる新聞に=日系社会史に新しい章が始まる
ブラジル独立200周年に「ブラジル日報」開始 こんな日が来るとは思ってもみなかった。「邦字紙は一世の減少と共に役割を終える」――それが運命的なモノだと漠然と考えていた。 だが、「日本移民開始から114年目に新しい邦字紙が生まれる」ことが発表された。その名も「ブラジル日報」。しかも「ブラジル独立200周年」を祝う年の年初に始ま ...
続きを読む »ブラジル日報協会が発足=「邦字紙の灯消さない!」=1月に創刊号、日系社会が祝福
新聞事業を通じてブラジルにおける日本文化の普及を行う非営利団体「ブラジル日報協会」の設立記念祝賀会が10月29日、聖市のリベルダーデ区ニッケイパレスホテルで行われた。同協会は、日本で一般社団法人日本海外協会の代表理事をする他、多数の高齢者福祉施設経営を行う林隆春氏(71、愛知県)の出資によって創立。同氏を会長に、現地責任者とし ...
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