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11月 2021の記事一覧

《ブラジル》電力危機でGDPから224億レ喪失?=回復中の雇用悪化の可能性も

 少雨・干ばつに伴う電力危機で生じた電気代の高騰により、国内総生産(GDP)に224億レアルの損失の恐れがあると、3日付現地紙、サイトが報じている。

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《ブラジル》連邦道路警察=国道での事故の死傷者減少=麻薬押収減るが武器は増加

 連邦道路警察が3日、10月29日から11月2日の連休中の国道での事故や死傷者は、昨年の連休中よりも減ったと発表したと同日付現地サイトが報じた。  今年の国道での事故は928件で、1077件だった昨年より14%少ない。死傷者が出たりする重大な事故は266件で、300件だった昨年を11%下回った。  負傷者は1084人で、昨年の1 ...

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《ブラジル》iFoodアプリ=店名が親大統領派用語に改変?=ハッキング被害の可能性

 出前配達専用アプリ「iFood」が2日夜、ボルソナロ大統領支持者に特徴的な言動にアプリ名を変えられる事態が発生。ハッキング被害であると疑われている。3日付現地紙、サイトが報じている。  2日、iFoodのアプリに登録されているレストランなどの名前が、「ワクチンは人を殺す」「ペチスタ(労働者党員)は共産主義者」「ボルソナロ202 ...

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東西南北

 「死者の日」で国の祝日だった2日朝、サンパウロ市第2の規模を誇るサンルイス霊園で、コロナウイルスの犠牲者に対する追悼式典が行われた。ワクチン接種の普及による感染者、死者減少、規制緩和により、南米最大規模の霊園でもある東部のヴィラ・フォルモーザや南部のサンルイス霊園をはじめとする霊園では、多くの市民が長蛇の列をなし、亡くなった人 ...

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令和3年秋の叙勲に9人=教育分野や経済、陶芸など

 日本政府は秋の叙勲受章者を3日(水)に発表した。ブラジルからは邦人叙勲3人、外国人叙勲6人の9人が受勲した。日本祭りの開催や日系団体への貢献、陶芸やゲートボールの普及、日伯経済交流や日本語教育・日伯学術交流の促進など、多岐にわたる分野から代表的な人物が選ばれた。受勲者と功績は次の通り。 【在ブラジル日本国大使館推薦】 〈外国人 ...

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岡野護編著=『年表 移住150年史』=邦人・日系人・メディアの足跡綴る

表紙

 『年表 移住150年史~邦人・日系人・メディアの足跡~』(岡野護編著、海外日系新聞放送協会制作)が、昨年9月20日に日本の風響社から発刊された。  幕末から2020年まで、14カ国・地域と日本国内の移民に関する出来事を年表として網羅した。写真口絵、重要語句解説、地域別移住略史、索引などで、外地に暮らす邦人・日系人の歴史の全容を ...

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普通すぎる「親子の笑顔」の奥にある悲劇

シエナ国際写真賞で最優秀賞に輝いた写真を紹介する10月27日付UOLサイトの記事の一部

 10月30日付のエスタード紙などに、シリアから逃れてトルコに移り住んだ親子の写真が掲載された。今年のシエナ国際写真賞で最優秀賞に輝いた、メフメト・アスラン氏の作品だ。  最初に目に飛び込んできたのは、高々と掲げられた息子と父親が交わし合う笑みの表情だ。温かい家族のふれあいの瞬間を切り取った普通の写真かと思いきや、よく見ると、父 ...

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繁田一家の残党=ハナブサ アキラ=(5)

 さすがの仁科も、ひるんだのか引き揚げた様子。  この話を翌日、朝食をとりながら聴いていた永岡が憤然と立って出て行った。しまこが後を追ったが、うつむき加減に引き返してきた。二人の間が終わりになったらしい。 「永ちゃんが、島子ば好いとっちゃ知らんかったばってん」と仁科があやまったが後の祭り。  高松でも、慰安旅行に参加してたサービ ...

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《ブラジル》国家税制政策審議会=燃料のICMSを凍結=価格高騰を受け90日間

 燃料価格高騰が諸部門でのインフレ圧力となっている事などを受け、国家税制政策審議会(Confaz)が10月29日、燃料関連の商品流通サービス税(ICMS)を90日間凍結する事を決めたと同日付G1サイトなどが報じた。

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《ブラジル》ボルソナロがG20孤立、COP不参加=外交の場でも虚偽報告=護衛が記者の腹を殴る=根拠なくルーラ麻薬犯説?

 10月末、ボルソナロ大統領はG20首脳サミットのためにイタリアに渡ったが、サミットの最中は孤立状態で、ブラジルの経済状況や自身の支持率について世界の首脳に事実と異なる虚偽の報告を行うなどした。また、護衛が取材陣に暴力を振るい、市民からは抗議行動を受け、テレビでは根拠もなく「ルーラ元大統領は麻薬組織と関係している」との発言を行う ...

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