明仁(あきひと)上皇陛下と同じ誕生日で知られる「カオリン王」堀井文夫さんが旧年12月23日、87歳の誕生日を迎え、記念にパラダイス・リゾート・ゴルフ場で恒例のゴルフ大会を行い22人が参加した。
堀井さんは1933年12月23日、広島市生まれ。1937年モンテビデオ丸で家族7人がブラジルに移住。聖州リベイロン・プレット市の農場に入り、1940年にはサントアンドレ市に転耕。小学校を卒業して家族の野菜栽培を手伝った。
1952年、モジ・ダス・クルーゼス市に再移転し57年に聡子(ふさこ)さんと結婚した。
1961年、カオリンが埋蔵されている鉱区を発見、小規模なカオリン販売を始め、1968年に『堀井鉱山有限会社』を設立、規模拡張、発展させた。
このころ友達となったイピランガ総合病院の森昇委員長が堀井さんにゴルフを教え、カオリンを掘った土地にゴルフ場を建設、1995年に完成した。
堀井さんと森委員長は毎年、モジ・ダス・クルーゼス市制記念日の9月1日と堀井さんの誕生日である12月23日には一緒にゴルフをプレーすることが習慣となっており、今年もまたゴルフを楽しんだ。
大会は午前中に終わり、昼食は参加者みんなでパラダイス・ホテルのブッフェを賞味した。
1位=ジェシカ・ロウレンソ(ネット69・1)
2位=ロベルト・ウー(ネット69・9)
3位=マウロ・マサリン(ネット70・4)
堀井さんはネット75・0で7位に入った。