裏千家ブラジルセンター(林宗一代表)は17日(日)11時から14時まで、ブラジル日本文化福祉協会の貴賓室で「初点」開催を予定、抹茶席や許状引継ぎ式や新年会、会食を行う。今年はコロナ禍のため、会員のみで先着順で50人までに限定。コロナ禍の警戒レベルが変わった場合には1月11日に開催できるかの最終判断を知らせるという。
また、世界各地に点在する裏千家の協会がフェイスブック上で実施する「茶道(ちゃどう)リレー」を1月25日から30日までをブラジルが担当。ブラジル国内での裏千家66年間の歴史や、ブラジルで出版された書籍などの紹介を行う。
同企画は2020年からカナダ・ケベックを皮切りに、北米全土を巡り、21年に入ってメキシコ・ペルー・アルゼンチンを巡った後ブラジルへバトンタッチする。サンパウロから始まり、パラナ州ロンドリーナ市やマリンガ市、マット・グロッソ州、レシフェ、ベロ・オリゾンテ、リオ等を巡り茶の湯の紹介が行われる。
来社したエリソン(宗尊)・トンプソン・デ・リマ副理事長は「是非茶道に詳しくない人達にみてもらいたい」とコメントを寄せ、「画像や動画を使用しているため何をしているかイメージがしやすいと思います」と補足する。
「互いの国でどのような活動をしているか知ることもできて勉強になる。茶道から多くの心を学びました。私達の国のため、良い道を指し示してくれるはず」と茶道から得た物も振り返った。
裏千家世界茶道リレーフェイスブック(https://www.facebook.com/pg/NAChadoRelay/about/?ref=page_internal)
茶道リレーサイト(https://www.urasenkenorthamerica.org/)