中南米歴訪中の茂木敏充外相は8日午後、首都ブラジリアのプラナルト宮(大統領官邸)でボルソナロ大統領を始め、エルネスト・アラウージョ外相らと会談し、2国間関係を強化する複数のプロジェクトに署名した。
同席した西森ルイス連邦下議によれば、「大統領はとても日本と日本人が好き。開催される運びになれば、東京オリンピックにも行きたいと語っていた」と述べた。
当日は日本へニオブ(鉱物)輸出をする取り決めの他、日本政府からはアマゾン森林伐採撲滅や農業分野の協力に加え、コロナ対策の医療設備費として450万ドル、さらに日系社会への支援をするとの表明もあったという。