モジ・ダス・クルーゼス文化協会(津田フランキ会長)は9日(土)20時から新年ライブ「ありがとうモジ:モジ・ダス・クルーゼスにある日本のカケラ」をユーチューブとフェイスブック上で開催した。
新年を祝うと共に、日本人移民を受け居れてくれたモジ市への感謝の気持ちを表したこのイベントは、モジ文協が主催して平田ジョエさんがプロデュース。文化奨励法により市役所が公式スポンサーとして出資している。
3時間に及ぶイベントには様々な出演者が登場。山井ケンジさんやリカルド・クルズさんが特別出演したほか、日本で活躍する同地出身の日系ブラジル人歌手のマルシアさんもリモートで出演し、「ふりむけばヨコハマ」「人生一路」などの歌声を、日本から故郷モジへ元気に届けた。
モジの姉妹都市である富山県富山市から三味線楽家の濱谷拓也さんと舘谷美里さんや、同県南砺市出身の民謡歌手・林道美有紀さんも出演した。オンラインイベントならではの強みを存分に活かしたライブ構成となった。
山田彰特命全権大使は、日本人移住者の勤労や努力を讃えると共に、モジ市へ深い感謝を述べ「両国の絆を一層深める契機となるでしょう」と開催に喜びの声をよせている。
桑名良輔在サンパウロ総領事は、「日本文化普及の観点からも非常に重要なもの」とカイオ・クニャ市長やモジ文協といった関係者に開催の喜びを表した。
オンラインイベントの模様は同会フェイスブック(https://pt-br.facebook.com/bunkyo.mogi/)やユーチューブチャンネル(https://www.youtube.com/user/akimatsurimogi)にも動画が残っており、視聴可能だ。