保健省が19日、アマゾナス州マナウス市での新型コロナ感染症対策支援のため、連邦政府の医療政策「マイス・メジコス」を通じて医師72人を採用する事を認め、同日付官報に掲載した。
コロナ禍の中での緊急措置としての一時採用を承認したもので、採用期間は1年間。契約期間の延長はない。
派遣希望者は同省の公式サイトの「マイス・メジコス」の欄を使って応募できる。同市への派遣者募集は以前も行われており、その時の採用枠の残り36人と今回認められた72人の計108人が採用数の上限となる。
保健省によると、一時採用の医師達には、風邪のような症状を呈し、新型コロナへの感染が疑われる患者への初期対応が求められているという。
マナウス市にはマイス・メジコスによって派遣された医師が74人いるが、一部の参加者は、新型コロナの感染再燃により、1月後半に取るはずだった休暇が取れなくなっているという。(19日付アジェンシア・ブラジル、同フォーリャ紙サイトより)