20日午前、セアラー州からサンパウロ市に向けて飛び立った旅客機が技術的な問題が発生したことでバイア州に緊急着陸を行った。20日付現地サイトが報じている。
これは、セアラー州のジェリコアコアラ空港からサンパウロ市コンゴーニャス空港へ向かっていたアズル航空のAD4840便。「技術的なトラブルが発生した」と乗客に伝えた後、バイア州サルバドールの空港に緊急着陸を行った。
同機の機長によると、離陸時は大丈夫だったが、その後に問題が生じて急きょ緊急着陸を行ったという。その問題が具体的にどういうものであったかは、20日午後3時現在も伝えられていない。
乗客はサルバドール空港での待合室に案内され、しかるべき対処を得たという。同機の乗客によると、「突然のことで驚きはしたが、緊急着陸はきわめて冷静に行われた」と証言している。搭乗していた乗客や乗務員の数などは明らかにされていない。