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JETRO=カレーウィーク22日から開催=100店舗以上の協力店で

カレーウィーク告知画像(ジェトロ提供)

カレーウィーク告知画像(ジェトロ提供)

 JETROサンパウロ事務所(原宏所長)は22日から28日まで、日本産食材販路拡大イベント「カレーウィーク(semana do curry)」を実施する。
 このイベントは、農林水産省に「日本産食材サポーター店」として認定されたブラジルの小売店(ダイソーブラジルやヒロタフーズなど)やレストラン(藍染など)計100店舗以上が参加し、日本の国民食カレーの普及及び日本産食材の消費拡大促進を狙ったもの。
 同企画は、在ブラジル日本大使館や総領事館、国際交流基金サンパウロ事務所、ジャパン・ハウスなどが共催している。
 期間中、レストランではカレーにちなんだ料理(カレーライス、カレーうどん、カレーラーメン、カレーコロッケなど)を提供し、小売店ではカレー粉やルー、レトルトパックなどの販売を全面に押し出してカレーをアピールする。
 ジェトロホームページ(https://www.jetro.go.jp/brazil/topics/_461768.html)に同サポーター店配置マップと提供店リストを設置。インスタグラムなどのSNS(www.instagram.com/jetro_saopaulo/  www.facebook.com/JETROSaoPaulo)にその動向も掲載予定。

キャンペーン広告を前に斎藤氏と原所長(ジェトロ提供)

キャンペーン広告を前に斎藤氏と原所長(ジェトロ提供)

 例えば、カレー料理の写真を掲載する他、山田彰駐ブラジル日本国特命全権大使や在聖総領事館の桑名良輔総領事などが参加店舗を訪問し、カレー料理を勧める映像なども投稿する予定。
 その他、公邸料理人野原一峰氏による一般家庭で誰でも簡単に作れるカレー紹介動画などを順次公開を予定している。
 ジェトロの原所長は「今回の企画では大使館や総領事館などの協力も得てオールジャパンで盛り上げたい。コロナ禍で多くの制約があるが、この機会に日本産の食品を取り扱う店舗に行き、カレーはもちろん日本食の魅力に触れていただきたい」とお薦めした。


■大耳小耳■
    ◎
 JETROイベントには参加していないが、サンパウロにはカレー提供店はまだまだある。リベルダーデなら「エスパッソ和」が日本から輸入した本格派「GoGoカレー」、「居酒屋一茶」では店主マルガリータさんが野菜を愛情たっぷりに煮込んた「ベジタリアンカレー」など特徴ある一皿も。日本の大手牛丼チェーン店「すき家」でも各種カレー料理を提供している。これを機に日本の国民食カレーをブラジルで広めてみては? 作り置きが出来て子供も大好きなカレーは、日系イベントで最適かも。とはいえパンデミックが終わらないとイベントの本格再開は難しいが︙。