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今年のリオのカーニバル中止か=「ワクチン打ち終わった22年に」とパエス市長

17年のリオのカーニバルより(Fernando Grilli/Riotur)

 リオのエドゥアルド・パエス市長は21日、今年のリオのカーニバルの開催に関して「開催は不可能」との見解を示した。カーニバルは市が主催するイベント。21日付現地サイトが報じている。
 同市のカーニバルは当初、2月13〜16日に行われる予定だったが、コロナ禍の影響で、予防接種の実施を条件に「7月開催」と変更されていた。日程変更時、スペシャルグループのパレードは7月11~12日に予定されていた。

 だが、パエス市長はこの日、SNSを通じ、今年のカーニバル開催の可能性について言及。「私のカーニバルへの情熱は隠しようがないほど大きなものだし、カーニバルが市の経済に与える効果だって莫大なものだ」としながらも、「だが、今の状況を見ると、7月に開催できるとは到底思えない」と発言した。
 このパエス市長の発言に対し、エスコーラなどの関係者たちも、軒並み賛同を表明している。
 パエス市長はカーニバルの開催を、「全市民がワクチンを打ち終わった2022年に」との意向を示している。