ブラジルゲートボール連合(UCGB、萩尾勝巳ジュリオ会長)は10日午前9時に「第38回定期総会」を、サンパウロ市南部ヴィラ・グアラニー区にある連合コートで開催した。高齢者が多いこともあり、コロナ禍による感染防止に気をつけて、屋根がある野外観客席で特別に開催した。 萩尾会長は挨拶で「昨2020年はパンデミックに見舞われましたが、その中でも理事会は働き続け同連合は1年停まる事なく活動することができた」とこの一年を総括した。
総会は例年、宮城県人会館で開催されていた。今年はコロナ禍のため市のプロトコール(規定)に従い、感染拡大防止のため屋根がある屋外コートに、間隔を1メートルずつあけて椅子を並べて会員40人程が集まった。サンパウロ州各地のほか、南麻州ドウラードスなどの他州からも支部代表らが集まった。
20年の事業報告からは、フェイスブックやインスタグラム、ユーチューブといったSNSを活用してのゲートボール普及やバーチャル講座を開催して、コロナ禍でも意欲的な活動を行っていた様子だ。
新たにA・Bリーグ制に昇級・降格システムを採用。毎年開催される大会でBクラスの上位4チームを昇級し、Aクラス16チーム中下位4チームをBクラスに降格するシステムでスポーツ性を高め活性化を目指している。
昨年度会計は、収入が28万2854・76レアル、支出が47万7897・82レアル。以前からの繰越金を加え、126万8716・83レアルとなった。今年予算は収入・支出共に36万6480レアルで承認された。
昨年の審判資格取得者は3級が23人、2級が13人おり、2級合格者の名前が読み上げられた。
ゴイアス州カウダス・ノヴァスにある太陽ホテル経営者、斎藤ジュオンさんと妻アケミさんも参加。今年12月4、5日にも太陽ホテルで「第21回全伯選抜GB選手大会」が予定されており、「21年は良くなるはずです。それぞれが健康に気を付けていきましょう」と励ましの言葉を投げかけた。
このほか、21年から22年の役員改選が単一シャッパで行われ、新たな執行部、監査、評議会が会場の拍手により承認された。引き続き、萩尾会長の続投が決定した。
UCGBの各SNSは次の通り
▼ユーチューブ(https://www.youtube.com/channel/UCONV3309NlxoZTmiWiVyWrw)
▼インスタグラム(ucgb_oficial)
▼フェイスブック(UCGB.Oficial)