サンパウロ州政府の規制強化により、少なくとも2月7日まで午後8時から翌朝6時までの商業活動は生活必需のものに限定されている。だが地域によっては、さらに厳しい規制が行われている。内陸部のトゥピ・パウリスタ市(赤レベル)では午後8時以降、朝5時までの外出禁止令が出され、この時間帯に出歩いた人には100レアルの罰金が課される。また、黄レベルのサントス市は午後8時以降の酒類の販売を禁止。破った場合には5千〜1万2千レアルの罰金が課される。厳格化することへの市民の反発も気になるところだが、果たしてうまくいくか。
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22日に出たサンパウロ州政府の宣言で、州立校の授業開始は2月8日に延期されたが、学校によって授業開始日は異なる。サンパウロ市の場合、私立校は当初の予定通り、2月1日から新学期に入るが、一部の学校では26日から課外授業を始めている。州立校は2月8日から授業開始で、市立校は2月15日から。現時点では対面授業は全体の35%の生徒のみとなる。
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27日のサッカーの全国選手権。パルメイラスはヴァスコ・ダ・ガマに1―1で引き分け、サントスはアトレチコ・ミネイロに0―2で敗退した。両チームはリベルタドーレス杯の決勝目前で、この日の試合では聞きなれない名前の選手を先発に多用、主力を温存させていた。リ杯決勝は30日にリオ市のマラカナンで行われる。