12日午後8時から、サンパウロ市の市役所主催のバーチャルのカーニバル・イベント、「フェルティバル・ト・ミ・グアルダンド(Festival Tô Me Guardando)」が始まった。
カーニバル期間中、路上のサンバグループであるブロッコのパレードやワークショップ、討論会など、380もの活動が繰り広げられる。
幕を切って落とすのは伝統的なブロッコのアフロ・イルー・オバー・デ・ミン(Afro Ilú Obá De Min)で、毎年恒例のサンルイス大通りからラモス・デ・アゼヴェド広場までのパレードを、過去のビデオをつなぐ形で再現。LEDの大型画面も使って、マニフェスト・イルー・オバー・デ・ミン―カーニバル2021として紹介する。
ソーシャルネットワーク上では同じく12日午後8時から、ブロッコ・ピラントラジーのプレゼンテーションも行われる。それ以外のブロッコも各々のソーシャルネットワークを使い、プレゼンテーションを行う。
サンパウロ市文化局のアレ・ユセフ氏は、「大切なのは、カーニバルのフェスタやパレードに参加している専門家や参加者の健康を守る事」「シコ・ブアルケ氏の歌詞にヒントを得て、カーニバルが来るのを待っているんだ」と強調した。
今回のイベントの全容は市役所のサイトに掲載されている。(12日付アジェンシア・ブラジルより)