ワクチンの不足で一般高齢者向けのコロナウイルスのワクチン接種が中断されていたリオ市が、25日から8日ぶりにワクチン接種を再開する。24日付現地サイトが報じている。
リオ市では17日、不足を理由にワクチン接種を一時的に止めていた。こうした事態に陥ったのは同市だけでなく、接種中断は全国的に起こっていた。
だが、保健省がリオ州に第5回目として31万4800回分のワクチンの配布を約束。これにより、ワクチンの再開が可能となった。内訳は19万6千回分がオックスフォード・ワクチン、11万8800回分がコロナバックとなる。リオ市はそのうちの44%を受け取る。
25日からの接種予定は、25日が82歳、26日が81歳、27日が80歳となる。
79歳以下に関してはまだ決まっていないが、決まり次第、発表となる。
保健省は第5回目として、ブタンタン研究所が23日に納品した120万回分や、同日にインドから到着したオックスフォード・ワクチン200万回を配布している。