ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》サッカー全国選手権 フラメンゴが2年連続V=判定に泣いた2位インテル

《ブラジル》サッカー全国選手権 フラメンゴが2年連続V=判定に泣いた2位インテル

優勝を決めたフラメンゴ(Lucas Figueiredo)

 25日、サッカーの全国選手権の最終節が行われ、フラメンゴが2年連続7回目の優勝を飾った。26日付現地紙が報じている。
 この日は同選手権最終節のため、例年通り、全10試合が同時刻に一斉スタート。21時30分にキックオフした。
 優勝がかかっていた首位フラメンゴはこの日、サンパウロ市モルンビ・スタジアムでサンパウロと対戦。前半から積極的に攻めるも、好機を逃し続けた。前半終了間際、逆に相手のファウルから得たフリーキックをルシアーノが決め、サンパウロが1点を先取した。
 フラメンゴは後半6分、アラスカエタのコーナーキックを、グスターヴォ・エンリケとブルーノ・エンリケがヘッディングのリレーでつないでゴール。1―1の同点とした。
 だが、後半13分、ダニエル・アウヴェスの相手ゴールへ抜けるパスを、フォワードのパブロが滑り込んでゴール。これでサンパウロが2―1とリードした。

 結局、ボール支配率で64%、シュートも相手の4本に対して19本も打ちながら、最終戦は黒星となった。優勝の行方は、ポルト・アレグレでの2位インテルナシオナルのコリンチャンス戦次第となった。
 勝ち点差2で追うインテルは、フラメンゴが最終戦を引き分けか負けの場合、このコリンチャンス戦に勝てば優勝だった。だが、最後まで得点を奪うことができず、0―0の引き分け。この瞬間にフラメンゴの2年連続での優勝が決まった。
 インテルは前半30分にPKの判定を覆された上、前半44分と後半51分にも、得点を決めたかに見えたがオフサイドで覆えるなど、運にも見放された。
 この結果、リベルタドーレス杯に進出するチームも正式に決まった。ブラジルからは、フラメンゴ、インテルナシオナル、アトレチコ・ミネイロ、サンパウロ、フルミネンセ、グレミオ、パルメイラス、サントスの8チームが出場する。
 2部降格チームも決定し、ヴァスコ・ダ・ガマ、ゴイアス、コリチーバ、ボタフォゴの4チームが降格。他方、2部からはシャペコエンセ、アメリカMG、ジュヴェントゥーデ、クイアバーが昇格する。