JICA横浜の海外移住資料館はオンライン講演会「渋沢栄一と、南米を目指した若者たち―栄一のブラジル移民事業支援―」を13日(土)日本時間11時~12時にかけて通話アプリズーム上で開催する。参加費は無料、定員は先着100人まで。
渋沢栄一は「日本資本主義の父」と評され、日本の新紙幣の顔に選ばれるなど、近年その功績が改めて取り上げられている。実業界から引退する晩年には海外への移民、とりわけブラジルへ送り出しを担う団体や機関などの支援を行ってきた。
同氏が顧問を務めた「海外殖民学校」と創立者崎山比佐衛との関わりを中心に、早稲田大学非常勤インストラクターで、サンパウロ人文科学研究所の日本支部理事の名村優子さんが講演する。
1900年代初頭の米国での日本人移民排斥運動をふまえ、海外移民の在り方をどのように考え、ブラジル移民事業に携わったのか。同氏の豊富な社会事業支援経験や、先見的な海外事業経験を活かした手腕が垣間見えるという。
申込みメール(jicayic_jomm_info@jica.go.jp)へ、「移住資料館講演会(3/13)参加」の件名で、1~3(1・氏名、2・メール・アドレス、3・高校生/大学(院)生/教員/会社員/一般などの別)を記入すること。
問合わせはJICA横浜海外移住資料館(電話=045・663・3257、メール=jicayic_jomm_info@jica.go.jp)まで。詳細は同館サイト(https://www.jica.go.jp/yokohama/event/2020/210313.html)で確認を。
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