ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は、新型コロナウイルス感染症で最初に医療崩壊したアマゾナス州の現状を支援するため、西部アマゾン日伯協会(錦戸健会長)と連携して「Todos Juntos com Amazonas」募金キャンペーンを立ち上げた。
2月25日20時には文協のフェイスブック上で文化まつり(ぶんかまつり)「日系社会の連帯」がライブ中継され、同キャンペーンの代表者トミオカ・エリカさんとミキ・ノブさんが出演してキャンペーンを呼びかけた。
アマゾナス州政府は2月23日に同州内での酸素ボンベ消費量が微減し、1日あたり7万1300立方メートルになったと発表。医療崩壊となった1月の平均消費量8万3千立方メートルから減少したものの予断は許されない状態だ。
アマゾナス州の病院は現金による寄付を受け付けていないため、集まった支援金で医療機器を購入し同州病院へ寄贈する予定。物資による寄付も受け付けている。
支援金は銀行もしくはPIXから送付できる、
【銀行】Banco da Amazônia – 003 / Agência 033 / Cc 033.085188-8
(受取人)Associação Nipo-Brasileira da Amazônia Ocidental CNPJ 04.449.179/0001-10.
【PIX】nippakumanaus@gmail.com
物資による寄付は西部アマゾン日伯協会日伯マナウス(Estas doações podem ser encaminhadas para a sede do Nippaku)Rua Terezina, 95 – Adrianópolis – Manaus、電話=92・3234・7185)もしくは文協(Rua São Joaquim, 381 Liberdade SP、電話=11・3208・1755)
キャンペーンは文協サイト(https://www.bunkyo.org.br/jp/2021/02/27/amazonas-jp/)やインスタグラム(@gruponikkeimanaus)でも確認できる。
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25日にライブ中継された文化まつり「日系社会の連帯」(カトウ・タカユキ文協文化まつり委員長)はユーチューブに動画が残っている。石川レナト文協会長や、カトウ文化まつり委員会委員長、マナウス支援キャンペーンの代表者トミオカ・エリカさん、ミキ・ノブさんのほかオリガミスタ(折り紙アーティスト)のカトウ・タイスさんが出演。タイスさんはコロナ禍で亡くなった20万人を追悼するために、「鶴―命のためのアクション(Tsuru ação pela vida)」の企画を行っている。