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《ブラジル》工業生産=0・4%増で4月以降最悪=9カ月連続で成長を記録も

 地理統計院(IBGE)が5日に発表したところによると、1月の工業生産は9カ月連続で成長し、前月比で0・4%増、昨年同月比では2%増となったと同日付現地サイトが報じた。
 昨年の工業生産は新型コロナの感染拡大によって、3月に前月比で9・4%、4月も同19・5%という大幅減を記録した。
 5月以降は外出規制緩和や緊急支援金の支給開始などで生産が上向き、5月8・7%、6月9・6%、7月8・7%のように、高成長を遂げた。
 8月以降は8月3・4%、9月2・8%と成長率が落ち、緊急支援金の支給額が半減された10月以降は、感染再燃もあり、1・0%、1・1%、0・8%とさらに低迷した。

 1月は緊急支援金が完全に打ち切られた事と感染のさらなる拡大とで、4月以降では最悪の0・4%増に終わった。1月までの12カ月間の工業生産は、昨年1月までの12カ月間と比べて4・3%減少した。
 2020年の工業生産は前年比で4・5%の減少で終わり、2年連続の生産減となっていたが、5月以降の9カ月間の累積成長率は42・3%となり、3、4月に記録した27・1%減を取り戻した。
 ただ、5月以降の工業生産が当初ほどの勢いを保つ事ができず、10月以降は特に低迷状態となった事は、今後の回復に黄信号をともした。
 1月の場合は26部門中14部門で生産が減少しており、それまでの8カ月間とは異なる事も懸念材料だ。
 資本財と半・非耐久消費財は4・5%増と2%増を記録したが、中間財と耐久消費財は1・3%減と0・7%減だった。

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