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《ブラジル》予防接種で1年ぶりに再会=連邦直轄区在住の双子の姉妹

保健所で再会、予防接種を受けたサンドラさんとシェイラさん(11日付G1サイトの記事の一部)

 新型コロナの感染が始まって以来、1年近く会えなかった74歳の双子の姉妹が、予防接種会場で再会した。
 約1年ぶりとなる再会を果たしたのは、連邦直轄区在住のサンドラ・マリア・ヴァレンテさんとシェイラ・マリア・アルブケルケさんだ。
 いつも一緒にいたのに、300日以上顔を合わせる事ができず、寂しさや悲しみを感じていた二人。そんな二人が再会したのは、74歳の人向けの予防接種が始まった11日。一人はアザ・スル、もう一人は南東部に住んでおり、数キロの距離があるが、この日は二人共、アザ・スルの保健所で予防接種を受けた。

 現在は1回目の接種を受けただけだから、まだ安心はできないし、以前のように、大好きな手芸を一緒に楽しむ事もできない。だが、それでも、この日の再会は、二人にとっては喜びのひと時だった。
 シェイラさんは再会後、「コロナ禍の中での唯一の光は予防接種よ。だから、接種を受けましょう。ブラジル中が私達と同じ状況にいるはずよ。お願いだから、良識を持って、外出を控え、予防接種を受けて」と呼びかけた。(11日付G1サイトより)