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JICA=オンラインで最終活動報告=19年1次・2次隊ら14人

囲碁の普及活動を行った嶋脇さん

囲碁の普及活動を行った嶋脇さん

 独立行政法人国際協力機構(JICA)サンパウロ事務所(江口雅之所長)は3月18日、19日の2日間、2019年度にブラジル国内に派遣された1次隊と2次隊のボランティア隊員14人の最終活動報告会をオンラインで実施した。
 当日は午前7時半という早朝にもかかわらず、山田彰駐ブラジル日本国特命全権大使やブラジル各地の在外公館からも報告会に出席し、隊員達の報告を見届けた。
 江口所長は挨拶で「待機を続け、再赴任を目指して日本国内で活動継続して下さった中で、3月末で隊員としての身分がなくなります。ですが、これからも国内外で活躍頂きたい」と励ました。
 同報告会では日本国内待機期間中にもリモートで活動を継続した隊員からの報告もあった。

派遣先で活動する伊藤さん

派遣先で活動する伊藤さん

 嶋脇雄一郎さん(青森県)は、19年7月22日からブラジルで日本の囲碁を普及活動のためブラジル日本棋院に派遣された。一時帰国中も日本で囲碁に関する広報活動や、ブラジルに向けて日本文化の紹介、日本の学生との交流支援、オンラインでの囲碁大会開催などに尽力してきた。
 20年1月6日からパラナ州マリンガ地区日本語学校連合会へ派遣された伊藤恵利子さん(栃木県)は、同地区の日本語教師の日本語能力向上に向けた活動を実施。一時帰国中は現地教師向けに日本文化や時事ニュースの情報共有、現地のオンライン教師会等での指導等を実施した。

 

 


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