ホーム | 日系社会ニュース | サンパウロ市メトロ=切符がQRコード式に変更=水濡れ、破損、期限切れに注意

サンパウロ市メトロ=切符がQRコード式に変更=水濡れ、破損、期限切れに注意

QRコード式メトロ切符と改札のコード読み取り機

QRコード式メトロ切符と改札のコード読み取り機

 サンパウロ州のメトロとCPTMは4月26日から、これまで販売していた磁気切符からQRコード式の切符に切り替えを行った。
 新しい切符は、レシート用紙にQRコードが印刷されたもの。記載QRコードを、各改札機に設置された読み取り機にかざすと緑のランプが光り入場できる。
 この新しい切符は、従来の切符と同じく価格は4・40レアルで各メトロ・CPTMの駅構内切符売り場で購入可能。ただし一回に付き購入できる枚数は4枚まで。
 切符(特にQRコード部分)を濡らしたり、丸めたり、破ったりすると使用できなくなる。改札機でデータが読み取れるように、購入から72時間以内に使用することが推奨されている。
 アプリケーション「TOP」(iPhone及びAndroidで使用可能)でも切符を購入することができ、その場合は、デビットもしくはクレジットカードと紐付けすることで10枚までまとめ買いが可能。
 購入後は同アプリケーション内で、QRコードが発行され、それを改札のコード読み取り機にかざして使用する。アプリでの購入の場合、使用期限は無し。このアプリは2019年から試験運用されていた。
 既に購入済の従来の磁気切符は、現在も使用が可能。なお、65歳以上の高齢者はもともと無料なので関係ない。