ダッタフォーリャの行った世論調査で、国民の9割がコロナウイルスのワクチン接種を受けた、または受けることを望んでいることがわかった。19日付フォーリャ紙などが報じている。
11〜12日にダッタフォーリャが全国の2071人を対象に行った調査によると、国民の91%が「コロナのワクチン接種を受けたい」と答えている。「受けたくない」はわずか8%で、無回答が1%だった。
「接種を受けたい」人の割合は日に日に増えている。昨年12月の時点で接種を希望する人は73%だったが、接種がはじまった直後の1月20~21日には81%に伸び、コロナ第2波で死者急増中の3月には89%まで上がっていた。
接種を希望する91%の国民の中で「すでに接種済み」は25%ポイント分を占めている。3月の時点では、接種希望の89%のうち、5%P分のみだった。また、現時点で既にワクチン接種対象となっていると考えられる60歳以上に関しては、92%が接種済みだった。
「どのワクチンの接種を受けたいか」の問いに最も前向きな答えを得られたのは、米国製の82%で、以下、英国製75%、ロシア製69%、中国製61%と続いている。いずれのワクチンも、昨年12月、今年1月と比べ、国民が接種に前向きになっている。