ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は『第十二回文協主催全伯俳句大会』を今年も本紙紙上で開催する。締め切りは6月30日必着。
大会告知のために来社した文協委員会の鈴木文子さんと串間いつえさんは、「コロナ禍で郵便事情も悪化しています。郵送の方はお早めに」と呼びかける。SEDEXなどがお勧めだ。
兼題は「冬季一切」。冬の季語を用いた、未発表の俳句5句に楷書・漢字にふりがなを振って投句すること。投句は無料。
今大会も各句会から選者12人が優秀作品を選び、特選者にはメダルが贈呈される。結果発表時期は未定。
文協にも投句用紙があり、直接提出することができる。本紙4面に掲載した投句用紙を切り抜いて書き込み、文協宛てに郵送してもよい。メールでの投句も可能。
送り先は▼メール(site@bunkyo.org.br)
▼郵送(Sociedade Brasileira de Cultura Japonesa e de Assistência Social(ハイク)と宛名明記。住所はRua São Joaquim, 381 Liberdade CEP;01508-900 São Paulo SP)
問合わせは担当海老澤千佳(電話=11・3208・1755、メール=site@bunkyo.org.br)
□大耳小耳□関連コラム
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今年も紙上開催する文協主催の全伯俳句大会。例年4句会から3人ずつ、計12人が選者を行ってきた。一方で今年は、選者を務めていた小村広江さんやマナウス句会の代表・東比呂さんが亡くなっている他、多くは高齢者ということもあり「今年は2人にしたどうか」という案も挙がっていたとか。しかし「選者は多い方がいい」と例年通り12人選者の実施となった。「多い方が盛り上がります」と串間いつえさんも頷く。「一世の人も少なくなってきて、俳句の方でも世代交代がおきつつあります」と鈴木文子さんは説明する。二世、準二世にも熱心な人が多いと聞くだけに、期待がかかるところだ。