在クリチバ日本国総領事館が5月28日、令和2(2020)年度外務大臣表彰授与式をオンラインで実施し、4人が表彰状を授与した。
▼アントニオ・テルオ・カトウ氏
パラナヴァイ市長とパラナ州議会議員として10年以上も同州と日本の関係強化に努めたほか、同州日伯経済友好使節団の一員として両国の経済発展と友好親善の増進などにも寄与してきた。
▼小野英三フェルナンド氏
日系人初の労働高等裁判所判事に就任し、州を超えブラジル法曹界を代表する人物として認知されるなど、同州をはじめ伯国内での日系社会の評価や対日イメージの向上大きく貢献した。
▼細川マリオ・マサオ氏
マリンガ市で長年市議会議員を務めてきた。また、大きな日系社会を有する同市で文化体育協会の役員も担い、日本公園設立も含めて対日理解促進や日本文化普及に貢献。兵庫県加古川市との姉妹都市提携を実現させた。
▼廣瀬タダアキ氏
日系人初の連邦判事に就任。連邦高等裁判所第四管区長官や監督官を務め、同裁判所の電子化を進め迅速な訴追を実現する等、顕著な実績を残し、日系人の地位向上や対日イメージの向上に大きく貢献した。
オンライン授与式の当日には西森ルイス下院議員のほか、各受章者が属していた分野の関係者10人も来賓で出席した。