在任中はいたって不人気で、昨年の選挙に敗れ、1期のみの任期で終わった前リオ市長のマルセロ・クリヴェラ氏が、南アフリカ駐在のブラジル大使に指名されていたことが明らかになった。同じ保守派であり、リオに政治拠点を置いていることで、市長選でも強い支持を行っていたボルソナロ大統領の計らいによるものだと考えられている。ただ、クリヴェラ氏は昨年12月に贈収賄工作を指揮した容疑で逮捕されているし、複数の汚職疑惑で騒がれている。大使になるには上院の承認が必要だが、クリヴェラ氏自身のかねてからの悪評に加え、コロナ禍に関する議会調査委員会(CPI)でボルソナロ大統領への印象が悪くなっているタイミングでもある。果たして承認されるか?
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アミウトン・モウロン副大統領は7日、サッカーのコパ・アメリカ出場に難色を示しているセレソンの選手とチッチ監督を批判。チッチ氏に対しては、「(全国選手権1部に今昇格した)クイアバーが監督を探してるぞ」と辞任勧告ともとれる発言を行った。セレソン人事に介入しようとしたボルソナロ大統領が問題になったすぐ後に、副大統領がこの発言とは。ブラジル・サッカー連盟はチッチ氏辞任の火消しに回っており、「留任」との報道も出ているが、どうなるか。