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東西南北

 13日、ブラジルの日曜夜のおなじみのグローボ局の長寿番組「ドミンゴン・ド・ファウストン」の司会者、ファウストン(71)が番組を初めて病欠した。理由は尿路感染で、10日に症状を訴え、サンパウロ市のアルベルト・アインシュタイン病院に入院中だ。同番組は1989年から32年も続いているが、ファウストンが健康上の理由で番組に出演しなかったのはこれが初めてで、注目されている。ファウストンの丈夫な体や健康管理が番組長寿化の根本にあったことがこの件で改めて明らかになった。この名物番組も今年いっぱいでの放送終了が伝えられているが、今回の病気が大事に至らず、彼が最後までつとめあげることを望みたいところ。
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 軍警裁判所は13日、9日にサンパウロ市南部サントアマーロ地区で起きた、2人の青年銃殺事件に関与した軍警の予備的逮捕を命じた。これは、窃盗を行った19歳と23歳の青年が逃亡中に事故を起こし、乗っていた車が動けなくなった後、ドアを開けた軍警から27発と23発の計50発の銃弾を受けて亡くなった事件だ。軍警側は青年の一人が武装して車から降りてきたので、武器を放棄するよう命じたが従わなかったと主張しているが、2人には前科がなく、ネットで流出している映像でも、銃による抵抗は行っていなかった。このところ、こうした問題がやけに連続的に起こっている気が。
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 コパ・アメリカが開催されている間も、サッカーの全国選手権は休まずに行われている。12日には早くクラシコ(伝統カード)が実現し、パルメイラスとコリンチャンスが1―1で引き分けた。13日はサンパウロがアトレチコ・ミネイロに0―1で敗戦。サンパウロは開幕3戦で2敗1分と調子が出ていない。16日にはもう、次節に入る。