サンパウロ州政庁(バンデイランテス宮)の美術館とブラジル日本移民史料館(山下リジア運営委員長)が「日本移民の日」を記念して、18日からバーチャル展示「着物:視覚的な日本史」を開始した。
日本で作られて移民がブラジルに持ってきた伝統的な着物を含む約40枚が紹介されている。細部が拡大できる着物写真のほか、動画が埋め込まれており、着物の織り方・染め方・編み方・模様の意味などが解説される。
展示には、着物のほかに、サンパウロ州政庁が所蔵する浮世絵作品なども合わせて展示される。子供向けに、子供の着物や日本の伝統的な遊びや折り紙を学ぶコンテンツも用意される。
展示はサンパウロ州政庁美術館サイト内の特設ページ(http://www.acervo.sp.gov.br/ExpoVirtHVJP.html)から無料で観賞ができる。
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