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東西南北

 24日、地域開発省が公式のインスタグラムにあげた写真が問題かつ、大きな笑い話になった。問題の写真はこの日にリオ・グランデ・ド・ノルテ州ジュクルトゥの事業現場を訪れたボルソナロ大統領が大きなブラジル国旗を掲げ、現場作業員たちと撮ったもの。ところが、写真の左側に写った作業員4人が、ルーラ元大統領の選挙時の決めポーズである「Lの字」を指で作っていたのだ。これは報道されると直ちに話題になり、地域開発省は慌てて写真を取り下げた。このところ発表されている大統領選のシミュレーションではルーラ氏の支持率が高まっており、国民の過半数に迫る勢いも見せはじめている中、これは痛い失態か。北東部はとりわけルーラ氏支持者が多く、気をつける必要があったのだが。
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 そのリオ・グランデ・ド・ノルテ州ジュクルトゥでの事業イベントに出席中、ボルソナロ大統領はステージに登場して詩を朗読していた10歳の女の子に対してマスクをとるよう命令。さらに、その後に訪れたパウ・ドス・フェロスでは、小さな男の子を抱きかかえた上、その子のマスクを取って一緒に写真を撮らせ、物議を醸した。抵抗も何もできない子供たちに対してまでマスクを取るように強要するのは、保健省の方針にも反している。マスク不要論を押し付けることに少々とりつかれすぎているのでは。
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 そのボルソナロ大統領は26日、サンタカタリーナ州シャペコーで、ブラジリア、リオ市、サンパウロ州に次ぐ、4度目となるバイク・デモ「モトシアッタ」を行う。主催者は「5万人の参加は確実」と主張しているとか。モトシアッタは支持者の実態を把握するためとの声もあるが、世論調査から判断するに、支持者を鼓舞する効果があったとは言いがたい上、コバクシン疑惑の最中だ。果たして?