南半球が冬に入ってから1週間経った28日、サンタカタリーナ州で初雪が降ったと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
雪が降ったのは、同州西部のアグア・ドッセとイラニ、リオ・グランデ・ド・スル州と接するプラナルト・スルと呼ばれる地域のウルペマ、ウルビシ、サンジョアキン、ボン・ジャルジン・ダ・セラの各市だ。
サンジョアキンでは、この寒さを利用して日本移民がりんごを生産していることでも有名だ。
また、サンドミンゴス、アベラルド・ルス、ラジェスの各市ではあられが降った。ただし、G1サイトでは、雪が降ったのはアグア・ドッセとウルペマ、サンジョアキンで、残りの市はあられが降ったと報じている。
同日は午後になっても気温が上がらず、内陸部では最高気温が5度以下の市が大半だった。
29日以降は湿度が下がり、雪にかわって霜が降りる見込みだ。
★2020年8月21日≪ブラジル≫すでに南部では降雪=南極おろしが北上中