9日は護憲革命記念日なのでサンパウロ州だけ祝日となる。今年、大サンパウロ都市圏ではコロナ第2波の抑制のため、祝日を前倒しして3月に「フェリアドン」を設けた自治体があったが、どの休日を前倒しにしたのかを忘れて戸惑っている市民が多い。サンパウロ市の場合、前倒しされたのはすでに過ぎた6月3日の聖霊の日に加え、今年11月20日の黒人の日、来年1月25日のサンパウロ市誕生日、来年の聖霊の日、来年の黒人の日となる。来年の黒人の日は日曜日など、祝日の多い9月から11月がさほど影響を受けなかったのは市民にとってはホッとしたところか。今回は9日から3連休となり、銀行やポウパテンポなど、営業していないサービスがあるので確認が必要だ。久々の3連休だといってハメを外しすぎないように気をつけたいところ。
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7日のサッカーの全国選手権。サンパウロは敵地ポルト・アレグレでのインテルナシオナル戦に2―0で勝利。10節目にして今季初勝利をあげ、降格圏内の17〜20位を脱して16位に浮上した。ここから調子を上げていきたいだろう。サンパウロの次戦は10日に本拠地モルンビでのバイア戦だ。この日は、グレミオに2―0で勝利したパルメイラスが、勝ち点でブラガンチーノに並んだだけでなく、勝ち星で上回ったことにより首位に立っている。
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明日10日はサッカーのコパ・アメリカの決勝戦で、ブラジルとアルゼンチンが21時からマラカナン・スタジアムで戦う。前回2019年の大会に続くセレソンの2連覇なるか。翌11日には欧州一を決めるユーロの決勝戦、イングランド対イタリア戦も行われることもあり、サッカーファンにとっては楽しみな3連休になりそうだ。