支持率低下や保健省のワクチン契約関連の新たな疑惑が連日のように報じられる中、ボルソナロ大統領は10日、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレで支持者たちとバイク・デモ「モトシアッタ」を行った。今回は、開催に反対する女性がなべをたたいて抗議したら、「参加者に襲いかかろうとした」として逮捕される事態も起こった。これに対し、「逮捕は行き過ぎだ」という世論が起こり、エドゥアルド・レイテ知事がすぐに釈放命令を出す対応を行った。デモの前にはホテルのコックがSNSで、「大統領のために食事をつくらなければいけないんだ」とぼやいて、首になる騒ぎも起きたという。モトシアッタにも反発が強まりつつあるか。
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11日夜、マット・グロッソ州シノッピで、地元のDJ、マルコス・アントニオ・ド・ナシメントさん(28)が車を運転中、後ろから近寄ってきた車から襲撃され、頭に銃弾を受けた。アントニオさんは病院に運ばれたが、12日未明に死亡。助手席には恋人も同乗していたが、彼女は無事だった。犯人は現在も逃走中で、現在、市警が捜査中だ。