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ヒロタフーズ=コブラ氏が壁面に巨大錦鯉描く=日本移民113周年記念で

巨大な錦鯉の壁画

巨大な錦鯉の壁画

 壁画家として世界的に有名なエドワルド・コブラ氏が15日、日本移民113周年を記念した錦鯉の巨大壁画の完成式を行った。サンパウロ市の繁華街ビラ・マダレーナ区のジャルジン・ダス・バンデイラスにある壁画アート地区として有名な「ベコ・ド・バッチマン」の一角に錦鯉のアートを描いた。
 日系スーパー「ヒロタフーズ・ビラマダレーナ店」の店舗壁面に描かれたもので、高さ4・5メートル、長さ30メートルもあり、約2週間かかったという。
 日本移民113年にちなんでヒロタフーズがコブラ氏に依頼したもの。「虹色模様の鯉」「日の丸模様の鯉」「折り紙をイメージした鯉」の三匹が描かれた。
 コブラ氏を取材したベージャ紙15日電子版によると、「高価な鯉は、日本がブラジルに貢献したことを表しています。また、折り紙の鯉は日本文化の特徴である繊細さと丁寧さを象徴しています。この作品はブラジルにおける日系人の存在と文化的貢献への象徴を表して描きました」と述べている。