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東西南北

 今週に入ってから急激な冷え込みが続いているサンパウロ市だが、20日朝、5年ぶりとなる零下を記録した地区が現れた。非常事態管理センター(CGE)の観測によると、その地域は二つある。いずれも市の極南部で、ひとつは零下2・3度を記録したマルシラック、もうひとつは零下1・3度だったカペラ・デ・ソコーロだ。2016年にも零下を記録したのはカペラ・デ・ソコーロだ。サンパウロ市のほかにも、サンベルナルド・ド・カンポやカジャマル、コチア、マウアーでも0度以下を記録している。サンパウロ市では19日未明に路上生活者から凍死者が出ており、同市市役所は20日未明に224人を施設に収容。200人に対しては毛布が配布された。
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 サッカーのリベルタドーレス杯は昨日から決勝トーナメント(T)の第2戦が始まり、今日はパルメイラスが本拠地アリアンツ・パルケでウニベルシダ・カトリコ(チリ)と対戦する。敵地での前戦は1―0で勝利しており、地元の利を生かして2連勝と行きたいところ。今大会はパルメイラスを含め、ブラジル勢6チームが決勝Tに進んでいるが、準々決勝進出は何チームになるか。