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東西南北

 ボルソナロ大統領が2日、5月に亡くなったブルーノ・コーヴァス聖市市長を批判して問題となっている。大統領はこの日、サンパウロ州のコロナ規制を批判した際、「外出規制を出しておきながら、知事はマイアミに行き、サンパウロ市長はマラカナンにサッカーの試合を見に行った」とあげつらった。だが、コーヴァス氏が1月にリベルタドーレス杯の決勝戦を見に行ったのは、癌で余命が短いことが予想される中、息子のトーマス君(15)との最後の思い出作りを目的として共に大ファンのサントスを応援するためのもの。この事情を知っている民主社会党(PSDB)の党員や市民からは、大統領の発言を強く批判する声が相次いだ。サンパウロ市での支持率にかなり響きそうな失言では。
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 サンパウロ市では今日4日からが27歳、5日が26歳のコロナワクチン接種となるが、他の州内の市でも20代の接種が積極的に進んでいる。サントアンドレやサンベルナルド・ド・カンポ、グアルーリョスではすでに25歳まで対象が下がり、リメイラでは21歳に。リベイロン・ピーレスでは7日にも18歳以上の成人への1回目の接種を終了する見込みだとか。サンパウロ州政府は16日までに大人への1回目の接種を完了し、18~29日には12〜17歳で基礎疾患や障害などがある人への接種を始める意向でいる。
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 東京五輪の男子サッカーの決勝戦でのブラジルの相手はスペインとなった。準決勝の日本対スペイン戦は延長に入っても0―0の緊迫した展開が続く、手に汗握るものとなったが、日本は延長後半12分、アセンシオの一撃に沈んだ。東亰開催でのサッカー日伯決勝は、残念ながら、実現とはならなかった。今はブラジルの金メダル、日本の銅メダルを期待したいところだ。