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東西南北

 グローボ局が3日報じたところによると、23年前に日本に移り住んだブラジル人夫婦が東京五輪でブラジル選手の食事の大半を手がける貢献をしているという。企業家のアラン・カルジナリさんと妻で料理人で厨房のシェフを務めるクラリッサさんは、1998年に日本にわたり、愛知県岡崎市でブラジル料理を冷凍・販売する企業を営んでいる。今回の五輪では、選手村や競技会場など、5箇所の拠点で、ブラジル人選手の食事の80%を手がけているという。今大会ではブラジル選手の活躍が目立っているが、彼らの活躍を胃袋で支えているのがこの2人だった。本来は昨年の7〜8月に開催のところが、1年延期になったことで損害を受け、消滅した企業も少なくなかったというが、それを乗り越えてのことでもある。
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 ブラジル五輪委員会(COB)は4日、8日に行われる東京五輪の閉会式でのブラジル選手団の旗手を女子体操のレベッカ・アンドラーデが務めると発表した。レベッカはこの五輪でブラジル女子体操初のメダルである銀メダルを個人総合で獲得。跳馬では金メダルも獲得し、体操女子初の金と初の1大会2メダルも達成するなど、今大会のブラジルの顔となっただけに妥当な選出か。今回の大活躍で一躍注目度の上がったレベッカ。閉会式だけでなく、帰国してもしばらくはかなり忙しくなることは間違いなさそうだ。
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 現地時間4日終了時点で、東京五輪でのブラジルの金メダルは4個。これは2016年のリオ大会の7個、2004年のアテネ大会の5個に次ぐものだ。また、現時点で確約されているメダルは18個で、リオ大会の19個につぐ史上2位となっている。女子のメダル獲得数はすでに史上最多で、全体でも歴代上位に入る活躍ぶりだが、最終日までに個数をどこまで伸ばせるか。