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サンタカタリナ=高木総領事が日系政治家と懇談=「連繋強め、交流促進する」

オダ・フロリアノポリス市議会議長と高木総領事

オダ・フロリアノポリス市議会議長と高木総領事

 高木昌弘在クリチバ総領事は7月15日、サンタカタリナ州都フロリアノポリス市の日系人政治家、フロリアノポリス市議会議長のオダ・ロベルト・カツミ氏や、フレイ・ロジェリオ市議会議員の尾中エウザミ・ミワ氏、カンポ・ベーロ・ド・スール市議会議員のヤマニシロベルト・ロベルト・アツシ氏らと日伯関係連携強化の為の意見交換を行った。
 オダ氏はフロリアノ・ポリス市の産業について紹介し、島の南部では漁業や観光業を営んでいることや環境面の配慮、北部では大規模な開発に意欲的であることなどの説明があった。
 ヤマニシ氏は、カンポ・ベーロ・ド・スール市内の農産業における日系移民の貢献について説明。プラムやジャガイモ、玉ねぎ、にんにくの生産で同市は発展してきたと述べ、現在はキーウイフルーツの生産も盛んであることも説明した。
 尾中氏は、フレイ・ロジェリオ市のニンニクや梨の栽培が盛んなことを説明、市内に移住した日本人に原爆被災者がいた歴史について述べ、「平和の鐘」設立当時にはこうした日本人が市役所へ訴え、平和を願う公園を設立する話に多くの支援を取り付けたとの話を披露した。
 高木総領事は各人の説明を受けた後、「今後とも日系政治家との連携を深め、日本とサンタカタリナ州と総領事館の交流を促進したい」とコメントした。