日毎叢書企画出版から『楽書倶楽部』59号が8月15日に発刊された。37作品を収録。
山畑寛崇さんの『イタイ! イタイ!!』では頭部にヘルペスによる吹き出物が出来、痛み止め無しには眠れず、起きた途端に痛みが襲う日が続いた体験から『死』ついて考えた随筆。
初投稿の中野明美さんの『骨粗鬆症』では、所属する婦人会がオンラインで健康体操を開催すると聞き、友人を誘おうと電話をすると骨粗鬆症で入院しているというエピソードから、先輩や自身の骨粗鬆症に関する体験をまとめた随筆。
吉田恭子さんの『言葉は世に連れ、世は言葉に連れ』ではここ2~3年、インターネット上で解らない言葉に遭遇する事が増えたという同氏が新語の意味を調べ、日本語の柔軟性に感心する反面、困惑も入り交じるというエッセイ。
次号への作品応募締め切りは9月10日まで。随筆、旅行記、思い出、体験談、ツイッター(ぼやき、つぶやき)の寄稿のほか、写真、絵画も投稿出来る。
申し込み先は前園博子さん(電話=11・3341・2113、メール=nitimaisousho@gmail.com)、石田勉さん(電話=11・3208・8040、メール=ishitsusp@gmail.com)まで。
楽書倶楽部サイト(https://tsuishi.wixsite.com/shinrakugaki)では創刊号や特別号・記念号等も閲覧できる。